日本包装機械工業会 来年の「JAPAN PACK」は幕張で開催

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2018年9月14日

 日本包装機械工業会は13日、来年10月29日~11月1日に開催する「JAPAN PACK 2019」の概要説明会を開催した。

 32回目となる今回は「きっとみつかる あなたの包程式」がテーマ。会場を従来の東京ビッグサイトから幕張メッセに移し、日本語名称も「日本国際包装機械展」から「日本包装産業展」に変更、ロゴも一新して開催する。

 会場は前回規模程度を確保しており、前回の445社・2342小間を上回る規模での開催を目指す。名称変更については、包装機械だけでなく、ロボットやコンポーネント、包装資材など、業界を取り巻く環境が多岐にわたっているほか、食品や医薬、化粧品、物流など様々な業界で包装が重要な位置を占めるようになったため。

 「個別企業・個別産業で課題を解決しにくい課題が多くなっている、ということを発信していきたいというコンセプトが、結果的に名称変更につながった」と同工業会の金澤信専務理事は述べた。

 テーマに関しては、問題解決を想起させる「方程式」という言葉の一部を「包」に変えた「包程式」という造語を、前回展に続き盛り込んだ。また、ロゴは製造加工から梱包まで、生産ラインに関係する多様な製品・技術などが一堂に集結する様子を一つのラインとして表現し、それらが集まってジャパンパックの頭文字「JP」を形成するデザインとしている。