イソクラスト普及会 園芸・水稲殺虫剤の登録内容が拡大

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2018年10月9日

 イソクラスト普及会はこのほど、園芸用殺虫剤「トランスフォーム・フロアブル」と水稲用殺虫剤「エクシード・フロアブル」の登録内容が、9月26日付で拡大したと発表した。

 トランスフォーム・フロアブルに新たに作物登録が追加となるのは、白菜・非結球レタス・ピーマン・ナス・ブドウ・黄桃・スモモ・キク。エクシード・フロアブルは新たに無人航空機による水稲への散布が可能になる。

 両製品は有効成分である「イソクラスト」(一般名:スルホキサフロル)を活用した、新規系統のスルホキシイミン系殺虫剤。野菜・果樹や水稲で問題になる害虫に対し、安定した防除効果が期待されており、ダウ・アグロサイエンス日本が2月から販売している。

 トランスフォーム・フロアブルは各作物群のアブラムシ類・コナジラミ類・カイガラムシ類の防除に使用できる。

 エクシード・フロアブルは水稲のカメムシ類・ウンカ類に対し安定した効果を示す。また、水稲の本田の防除の多くが無人航空機で行われている中で、無人航空機による散布が認可されたことは、今後の飛躍的普及が期待できる。

 なお、イソクラスト普及会は、ダウ・アグロサイエンス日本と日産化学、北興化学工業で構成されている。