昭和電工 大分スポーツ公園内で7施設の命名権を取得

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2018年10月12日

 昭和電工はこのほど、大分スポーツ公園(大分県大分市)内の施設について、大分県よりネーミングライツ(命名権)を取得したと発表した。

 対象となるのは同公園内にある総合競技場や野球場など7施設。来年3月1日~2024年2月29日の5年間、各施設に同社の企業名が冠される。命名権料は年額5000万円(税別)。

 同社グループは、全てのステークホルダーに貢献する「社会貢献企業」の実現を目指し、CSR(企業の社会的責任)を果たすために様々な取り組みを進めている。国内の各拠点では、子ども向けの化学実験教室や工場見学などを通じて、地域社会との対話を行っている。また、同社グループの中核事業の1つである大分石油化学コンビナートは、1969年のエチレンプラント操業開始以来、50年間、地域社会との共存共栄を図ってきた。

 大分スポーツ公園総合競技場などの施設は、大分石油化学コンビナートが立地する大分県の代表的な施設であり、サッカーJリーグや各種スポーツ大会などに広く活用されている。

 同社は今回、命名権を取得したことで同公園内の各施設に社名を付与し、命名権料の一部が地域貢献・スポーツ振興事業(パートナーシップ事業)に充当されることを通じて、同県のスポーツ振興への寄与と地域社会への貢献を果たすとともに、CSR活動のさらなる向上を図る。

 なお、対象施設と愛称は①総合競技場「昭和電工ドーム大分」②テニスコート「昭和電工テニスコート」③サブ競技場「昭和電工グラウンド」④サッカー・ラグビー場「昭和電工サッカー・ラグビー場」⑤野球場「昭和電工スタジアム」⑥投てき場「昭和電工フィールド」⑦武道スポーツセンター「昭和電工武道スポーツセンター」(来年4月の竣工予定)の7施設。