日本スチレン工業会 ポリスチレンの11月の国内出荷は2%減

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2018年12月25日

 日本スチレン工業会がこのほど発表した需給実績によると、11月のポリスチレン(PS)の国内出荷は、前年同月比2%減の5万8400tで、3カ月連続でマイナスとなった。

 用途別では、包装用が

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プラスチック循環利用協会 中国の廃プラ輸入規制後の現状で講演会

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2018年12月25日

 プラスチック循環利用協会は20日、都内で「廃プラの国際循環から国内リサイクルへの転換」をテーマに、日中両国のプラリサイクル事業を熟知し、豊富な経験と知見をもつ亜星商事の山下強(孫自強)社長による講演会を開催した。

 昨年末の中国政府の資源ごみ輸入全面禁止は、日本のプラスチックリサイクル市場にも大きな影響が及び、現在も混乱が続いている。

 山下社長は、

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東ソー 「研究・技術報告」最新刊を発刊しHPでも公開

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2018年12月25日

 東ソーはこのほど、最新の研究開発成果を紹介する「東ソー研究・技術報告」第62巻を発刊した。

 有機合成化学協会の企業冠賞「東ソー・環境エネルギー賞」を受賞した京都大学の藤田健一教授、ゼオライト研究の権威である広島大学の佐野庸治教授が寄稿した総合報文(2編)のほか、研究開発部門による報文(11編)、技術資料(6編)を収録している。

 また、同社は研究開発を行うにあたり、持続可能な開発目標(SDGs)の考え方を取り入れ、サステナブルな社会を目指し開発を進めている。報文・技術資料の製品・開発品がSDGsのどのゴールを目指しているかを分かりやすく整理すると同時に、ロゴを付与した。

 主な収録タイトルは巻頭言「世界一革新的な研究・技術開発力の創出に向けて」(田代克志専務執行役員)、総合報文「有機分子の触媒的脱水素化を基軸とする効率的有機合成ならびに水素貯蔵・水素製造」(藤田教授)、「ゼオライト水熱転換法による高耐久性ゼオライトの合成およびNH3‐SCR触媒への応用」(佐野教授)、報文「新規卵巣明細胞癌マーカーTFPI2の臨床的有用性」「非天然型立体構造抗体検出技術の開発」「エチレンのオキシ塩素化触媒における劣化要因の解析と寿命予測への利用」など。

 同誌は1957年の創刊以来、同社グループの研究所や技術センターなどの研究開発部門によるテクニカルレポートとして、報文や技術資料、投稿論文要旨、講演リスト、特許情報、製品紹介など多岐にわたる内容を掲載してきた。

 最新巻とバックナンバーは、同社のホームページで閲覧することができる。

 

JXTGホールディングス 関係会社2社が吸収合併

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2018年12月25日

 JXTGホールディングスはこのほど、JXエンジニアリング(横浜市中区)と新興プランテック(横浜市磯子区)の経営統合について、最終的な合意に達したと発表した。

 同社が主要株主の新興プランテックを吸収合併存続会社、子会社のJXエンジニアリングを吸収合併消滅会社とする吸収合併により、両社を経営統合する。

 JXエンジニアリングの普通株式をもつ株主には、同社の普通株式一株に対し、新興プランテックの普通株式9.2株を割り当てる。合併により交付する株式数は、794万1072株の予定。

 同日開催の各社の取締役会決議に基づき、3社間で経営統合契約を、JXエンジニアリングと新興プランテックとの間で吸収合併契約をそれぞれ締結した。

 新会社は7月1日に発足する予定で、名称は「レイズネクスト」。本社は新興プランテックの所在地とし、社長には同社の吉川善治社長が就任する予定。

 統合新会社は経営統合後、JXエンジニアリングの技術力と新興プランテックの営業チャンネル、施工管理能力、協力会社ネットワークを統合することによる競争力の向上などを通じて、事業規模の拡大とスケールメリットによる利益率の改善を図る。これにより、2025年3月までの累計で、統合効果として売上高200億円以上、経常利益20億円以上の実現を目指す。

 3社は9月28日に「経営統合に関する基本合意書」を締結し、協議を進めてきた。今後はJXエンジニアリングと新興プランテックの臨時株主総会での承認と、関係当局からの許認可の取得を経て、経営統合となる。

 なお、同日付のプレスリリースでは、統合期日(効力発生日)を2019年4月1日の予定としていたが、統合に向けた準備期間を確保することが望ましいと判断し、各社の取締役会の決議によって、同年7月1日になった。

三菱ケミカル 子会社2社を合併し樹脂加工の事業基盤を強化

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2018年12月25日

 三菱ケミカルはこのほど、グループ会社の油化電子(東京都中央区)とダイアモールディング(滋賀県長浜市)が来年4月1日付で合併し、「MCCアドバンスドモールディングス」として発足すると発表した。合併後の本社は油化電子の所在地とする。

 油化電子はカーボンナノチューブ応用部品などの精密電子機構部品、歯科・医療検査容器などの成形部品、カラープリンター中間転写ベルトなどを含めた機能フィルム、LEDモジュールを中心とした光学部品など、幅広い事業を展開している。

 一方、ダイアモールディングは自動車・車載分野と家電分野で、射出成形部品を金型開発から成形・塗装・組み立てまで一貫した生産体制のもと、加飾技術を強みとして高品質な製品を製造している。

 両社の事業を統合することで、油化電子の強みである高分子複合技術・精密加工技術・高機能化技術に、ダイアモールディングが強みとする製造管理技術・加飾技術を融合し、プラスチック加工業界で確固たる地位を確立する。

 さらに顧客の要望に応えるソリューションを提供し、三菱ケミカルグループのフォーカスマーケットであるモビリティやメディカルなどの分野で、付加価値の高い製品を中心に事業基盤のさらなる強化を図る。

 

三菱ケミカル 人事(2019年2月1日)

2018年12月25日

[三菱ケミカル・人事](2019年2月1日)▽高機能成形材料部門炭素繊維複合材料本部本部長付佐々木晋▽三菱ケミカル・カーボンファイバーアンドコンポジッツ社社長尾関正芳▽高機能成形材料部門炭素繊維複合材料本部炭素繊維複合材料事業部長伊吹努(2019年3月1日)▽高機能成形材料部門炭素繊維複合材料本部戦略調整室長奥野雅哉▽解兼同部門同本部同室長、同部門同本部コンポジット製品事業部長宮北憲治。

 

積水化学 東京工場跡地で進めるまちづくりの名称を決定

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2018年12月25日

 積水化学工業は21日、同社の東京工場跡地(埼玉県朝霞市)で進めるまちづくりについて、まち全体の名称を「あさかリードタウン」、戸建て街区を「スマートハイムシティ朝霞」に決定したと発表した。

 同社は今年5月に、「SEKISUI Safe & Sound Project」を公表し、住宅ブランド「セキスイハイム」による約130戸の戸建て住宅分譲、集合住宅、商業施設などからなるまちづくりに取り組んでいる。

 来年春に戸建て住宅の分譲を開始し、2020年度を目途に同まちづくり全体の完工・まちびらきを予定している。

 名称の「リードタウン(Leadtown」とは、「~へ導く」を意味する「Lead to」と「town」を掛け合わせた造語。地域や居住者の暮らしを今よりも一歩リードできる街を目指したいとの思いから、「あさかリードタウン」と命名した。

 また、「Lead」は、同まちづくりの4つの特長を表すキーワード「Leaf:緑と暮らせるまち」「enjoy:愉しく過ごせるまち」「always:いつまでも安心を目指すまち」「days:毎日守られたまち」の頭文字でもある。

 朝霞市は第5次朝霞市総合計画で、「自然・環境に恵まれたまち」「子育てがしやすいまち」「安心・安全なまち」「つながりのある元気なまち」という4つの基本概念を掲げている。

 積水化学は、4つのキーワードにそって、緑被率25%以上の確保、3つの公園を設置、大型商業施設を誘致、保育所の設置、災害に強い地下インフラの整備、タウン&ホームセキュリティへのIoT先端技術導入などを行い、朝霞市の基本概念の実現を目指す。

 なお、今回の発表に合わせ、「あさかリードタウン」専用ウェブサイト(http://www.bunjou816.jp/file/asaka/)の公開をはじめた。

 

チッソ 後藤社長が退任し新社長に木庭竜一氏を選任

2018年12月25日

 チッソは21日、同日開催した取締役会において、後藤舜吉社長から同日付をもって一身上の理由により代表取締役社長及び取締役を辞任したい旨の申し出を受理し、木庭竜一代表取締役の社長職選任を決議したと発表した。