積水化学 東京工場跡地で進めるまちづくりの名称を決定

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2018年12月25日

 積水化学工業は21日、同社の東京工場跡地(埼玉県朝霞市)で進めるまちづくりについて、まち全体の名称を「あさかリードタウン」、戸建て街区を「スマートハイムシティ朝霞」に決定したと発表した。

 同社は今年5月に、「SEKISUI Safe & Sound Project」を公表し、住宅ブランド「セキスイハイム」による約130戸の戸建て住宅分譲、集合住宅、商業施設などからなるまちづくりに取り組んでいる。

 来年春に戸建て住宅の分譲を開始し、2020年度を目途に同まちづくり全体の完工・まちびらきを予定している。

 名称の「リードタウン(Leadtown」とは、「~へ導く」を意味する「Lead to」と「town」を掛け合わせた造語。地域や居住者の暮らしを今よりも一歩リードできる街を目指したいとの思いから、「あさかリードタウン」と命名した。

 また、「Lead」は、同まちづくりの4つの特長を表すキーワード「Leaf:緑と暮らせるまち」「enjoy:愉しく過ごせるまち」「always:いつまでも安心を目指すまち」「days:毎日守られたまち」の頭文字でもある。

 朝霞市は第5次朝霞市総合計画で、「自然・環境に恵まれたまち」「子育てがしやすいまち」「安心・安全なまち」「つながりのある元気なまち」という4つの基本概念を掲げている。

 積水化学は、4つのキーワードにそって、緑被率25%以上の確保、3つの公園を設置、大型商業施設を誘致、保育所の設置、災害に強い地下インフラの整備、タウン&ホームセキュリティへのIoT先端技術導入などを行い、朝霞市の基本概念の実現を目指す。

 なお、今回の発表に合わせ、「あさかリードタウン」専用ウェブサイト(http://www.bunjou816.jp/file/asaka/)の公開をはじめた。