三井化学 敗血症向け試薬などを臨床微生物学会総会に出展

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2019年1月31日

 三井化学は、来月1~3日にヒルトン東京お台場とグランドニッコー東京・台場(ともに東京都港区)で開催される「第30回日本臨床微生物学会総会・学術集会」に出展し、敗血症向け・培養不要・コンタミ(異物混入)フリーの細菌迅速同定用試薬を紹介する。

 同社は富山大学とともに、敗血症の原因菌を迅速に同定する新たな検査法(Tm mapping法)の製品化を進めており、今回は研究用試薬として細菌迅速同定用PCR試薬キットや細菌DNA抽出キットを展示するほか、周辺の試薬など同社独自の技術や製品を展示する。

 細菌迅速同定用PCR試薬キットは、サンプル採取から約五時間で細菌種の同定が可能なもの。細菌DNAの試薬への混入を可能な限り低減させ、独自データベースで細菌を同定する。

 なお展示は同総会・学術集会開催中に、グランドニッコー東京・台場の地下1階企業出展会場(ブース番号:22)で行われる。