三菱ケミカルの4-12月期 素材分野は好調も医薬品は減収

2019年2月7日

 三菱ケミカルホールディングスは6日、2019年3月期第3四半期の連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比6%増の2兆9318億円、コア営業利益は同13%減の2670億円、四半期利益は同2%減の1660億円。

 同日行われた決算説明会で、最高財務責任者の伊達英文執行役常務は「売上収益は約1700億円の増収だった。そのうち単価の値上げ効果で1260億円のプラスとなった。ケミカルズはトータル1300億円の増収で、うち国内石化を中心に860億円、MMAは市況高を受け360億、炭素のニードルコークスも好調な市況を反映し80億円の増収だった」と、素材分野で市況が好調に推移したことを説明。

 また「機能商品は、一部製品

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