東海カーボンの1-12月期 営業利益は6.8倍に

2019年2月13日

 東海カーボンが12日に発表した2018年度(1-12月期)連結業績は、売上高が前期比118%増の2313億円、営業利益は同579%増の753億円、経常利益は同485%増の752億円、純利益は同499%増の740億円となった。

 黒鉛電極事業部門は売上高が同332%増の1021億円、営業利益は同大幅増の560億円。黒鉛電極の世界的な需給逼迫、世界的な黒鉛電極市況の上昇に加え、北米新拠点も寄与した。

 カーボンブラック事業部門の売上高は同61%増の769億円、営業利益は同55%増の106億円。タイヤ・自動車業界の堅調な推移、原料油価格変動分の価格改定実施、増産効果、米国の生産拠点が連結したことなどが大きかった。

 ファインカーボン事業部門の売上高は同76%増の254億円、営業利益は同230%増の57億円。一般産業用市場は堅調、特殊黒鉛素材の需給が逼迫し、CVD製品の引き合いも活発化した。韓国子会社が連結に加わったことも業績向上につながった。

 工業炉及び関連製品事業部門の売上高は同67%増の114億円、営業利益は同127%増の30億円。工業炉は主な需要先の情報技術関連・エネルギー関連業界向けともに設備投資が進んだ。発熱体その他製品は、電子部品業界向け・ガラス業界向けの需要が堅調だった。

 その他事業部門の売上高は同15%増の155億円、営業利益は同25%増の11億円。摩擦材・負極材ともに増収となった。2019年12月期の通期の連結業績予想は、売上高が同40%増の3227億円、営業利益は同31%増の987億円、経常利益は同32%増の990億円、純利益は同11%減の661億円を見込んでいる。