積水化学 自動車内装用PPフォーム、中国で稼働開始

2019年7月24日

 積水化学工業は23日、自動車内装向けポリプロピレン(PP)フォームを手掛ける高機能プラスチックスカンパニー傘下の、中国の連結子会社積水映甫高新材料(江蘇省無錫市)が今年5月より生産・販売を開始したと発表した。積水映甫高新材料は、2017年にPPフォームの生産を主とする会社として中国政府から会社設立の認証を受けている。

 PPフォームは自動車内装の下地材として使用され、高いクッション性や成形性などの機能を有する高機能フォーム。中国での自動車への顧客ニーズの高級化を背景に、高機能フォームへの需要が急激に高まっているため、同社は当初の計画を2カ月前倒しして生産・販売を開始した。

 今回稼働した生産ラインは、環境規制の厳しい中国で工業用排水ゼロ工場として運営。また今後の増産を見込み、工場レイアウトは追加の生産ラインを複数導入可能な設計となっている。

 なお、今月16日に現地で開業式を開催。式典には、中国政府関係者や銀行関係者などが招かれ、同社の関係者を含めて約80名が参加した。