三井化学分析センター バッテリー大阪で最新の分析技術を展示

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2019年9月10日

 三井化学分析センターは、インテックス大阪(大阪市住之江区)で今月25~27日に開催される「第6回関西2次電池展」=バッテリー大阪=に「電池の部材分析・劣化解析技術」をテーマとした最新分析技術を展示する。

 部材分析としては、電極・電解液・セパレータに関する分析技術を出展。電極では①Li金属の可視化、バインダー分布(高感度EDS)②活物質と電解液の親和性評価(パルスNMR)、電解液では③電解液組成分析(NMR、GC/MS)、セパレータでは④セパレータの断面観察(クライオイオンミリング)を紹介する。

 また、劣化解析には電極・電解液・周辺部材の解析技術を出展。電極では⑤活物質表面に形成されたSEIの有機成分解析(LC/MS/MS)⑥電極表面の劣化解析(SEM、XPS、TOF‐SIMS)⑦電極内の抵抗分布評価(SSRM)、電解液では⑧電解液中の変性物解析(LC/MS/MS)、周辺部材では⑨ニーズに対応した電池周辺プラスチック部材の物性・耐久性試験(疲労試験、破壊試験など、添加剤分析、電解液浸漬試験)を紹介する。同社ブースは、3号館の№11‐20。