帝人フロンティア 中国で「サプライチェーンCSRセミナー」開催

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2019年10月17日

 帝人フロンティアは今月25日に中国・青島市のホリデイイン青島シティセンターで、現地の取引先を対象とした「サプライチェーンCSRセミナー」を開催する。

 同セミナーは帝人フロンティアが2012年から取り組んでいる「CSR調達」推進の一環として開催するもので、現地の取引先における法令順守と人権保護、環境保全の徹底を目的としている。

 中国での開催は今回が2回目。昨年10月に開催したセミナーには、縫製や検品、物流などのサプライヤーと同業他社27社から58人が参加した。

 サプライチェーンでのCSRやサステナビリティ関連の取り組みが注目される中、今回の開催では、世界の繊維製品生産の中で大きな割合を占め、多くの日本企業が生産拠点を構える中国で、人権尊重や労働環境の適正化、環境問題に関する動向や規制への対応について考える機会を提供する。

 講演内容は①「CSRの潮流」(エナジェティックグリーン)②「帝人フロンティアのCSR調達の方針、取り組み」(帝人フロンティア)③「労働・人権に関する最近の動向」(山東省人力資源・社会保障庁)④「環境面に関する最近の動向」(山東省生態環境庁)。

 帝人フロンティアは素材の開発・調達から製品化までの一貫したバリューチェーンをグローバル展開している。事業継続の観点からCSR調達を極めて重要な課題と捉え、社員研修をはじめ、国内外の調達先に対するアンケート調査や監査など、様々な活動を展開している。「サプライチェーンCSRセミナー」についても、引き続き国内外で開催し、さらにCSR調達の輪を広げていきたいと考えている。