アジア石化市況 エチレンは11週ぶりに反転

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2019年11月19日

ベンゼンは下落基調、SMなど誘導品が需要減

 アジア地域の10月第四週の石化市況では、エチレンは8月第2週以来、11週ぶりに反転、下値が30ドル/t高、上値がステイの680~720ドル/tでの取引となった。

 米中貿易摩擦の影響でアジア市場は需給バラスが悪化。エチレンは下落基調を強め、前週に700ドル/t割れとなっていた。ただ急激に市況が下がったことで、割安感が出始め、ようやく買いが戻ったようだ。スプレッドも

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