P&Gジャパン 滋賀工場でマスク生産、6月上旬より開始

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2020年4月17日

 P&Gジャパンはこのほど、新型コロナウイルス感染拡大対策の一環として、スキンケアブランド「SK-Ⅱ」の生産工場である滋賀工場を使用し6月上旬よりマスクの生産を行うと発表した。

 生産したマスクは、同社社員の健康と安全を守るとともに、日常生活で必要とされる同社製品群(洗剤、紙おむつ、ヘアケア製品など)を安定して生産・供給するために使用する。また行政などと協議の上、日本国内でマスクを必要とされる組織に無償でマスクを供給する。現時点では、一般販売を予定していない。

 同工場は同社のグローバルネットワーク・知見を活用して、工場の一部を改装するとともに従業員を動員してマスクの生産を進める。

 P&Gは、日本国内でのマスクの安定的な供給に貢献し、新型コロナウイルス感染拡大予防の一助となるよう、政府や行政とも連携をとりながら、引き続き必要な支援を続ける考えだ。