ポリプラスチックス 耐ディーゼル燃料性に優れた改良POMを開発

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2020年5月14日

 ポリプラスチックスは13日、低品質ディーゼル燃料や酸性雨への耐久性を向上させた、耐ディーゼル燃料性改良ポリアセタール(POM)「ジュラコン H140DR」を開発したと発表した。現在、自動車の燃料タンク周りの部品にはPOMが数多く使用され、同社製品も採用が進んでいる。

 自動車は電動化が加速しているが、商用車用途では一定数ディーゼルエンジンの需要がある。グローバル市場では、酸や硫黄が高濃度で含まれる低品質なディーゼル燃料が存在するため、標準的なPOMでは対応できないケースがあった。

 こうした市場課題へ対応するために、同社は、新グレード「ジュラコン H140DR」を開発。POMが持つ燃料系部品に必要な基本特性(機械物性・耐久性・溶着性など)を維持したまま、POMに悪影響を及ぼす酸や硫黄が高濃度で含まれる低品質のディーゼル燃料、酸性雨や酸性の洗浄剤などへの耐久性を改良した。さらに成形性の向上にも成功しており、グローバル展開が可能となっている。

 詳細データについては、ウェブサイトの同製品紹介ページ(https://www.polyplastics.com/jp/product/lines/pom_h140dr/index.html)に掲載している。