P&G、プラリサイクル「プラごみペイ」を北海道で開始

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2020年6月26日

 プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)はこのほど、日本環境設計(東京都千代田区)とともに、一人ひとりの「地球への敬意を払いたい」という気持ちを後押しするプラスチックリサイクルの新しい枠組み「プラごみペイ」プロジェクトの北海道地域限定トライアルをスタートした。

 P&Gは「世界を変える力、未来を育てる力」のテーマの下、持続可能な消費のための様々な取り組みを推進。2030年までの重要戦略の1つである環境サステナビリティ対策の一環として同プロジェクトに取り組む。

 近年、誰もがリサイクルは重要と考えているが、忙しい日常の中での行動には難しさもある。そこで消費者が気軽に、簡単にプラごみのリサイクルに参加できる「プラごみペイ」プロジェクトを用意。日々深刻化する問題「プラごみ」、身近になったキャッシュレス「PAY=ペイ」、そして家族と住まう地域への貢献をかけあわせ、「プラごみを減らすことで、地球に敬意を払い、資源も、楽しさも、循環する」ことを目指す。

 LINE公式アカウント「P&GプラごみPAY」を友だちに追加、店舗の回収ボックスにプラごみを投函するとLINEポイントが5ポイント付与され、再生されたプラスチックは地域社会に還元する仕組みだ。

 トライアル運用は、サッポロドラッグストアー(札幌市)の協力で北海道の「サツドラ」174店舗で8月2日まで実施される。トライアルの効果検証の後、日本全国の自治体、小売業、リサイクル業者など幅広く協働することで持続的なプロジェクトに育てていく考えだ。日常のプラごみが「価値」に変わるという新しいアクションの、全国展開を目指している。