アジア石化市況 エチレン先安観で2週連続下落

2020年9月1日

 ブタジエンは7週連続上昇、ベンゼンは弱含みに

 アジア地域の8月第2週の石化市況では、エチレンは下値30ドル安、上値10ドル安の720~750ドル/tでの取引となった。わずか2週間で下値は70ドル下落しており、需要家に様子見ムードが広がっている。

 誘導品の需要低迷が継続する中、域外品の流入に加え、新たな設備の立ち上がりが予定されていることもあり、先安感が強まっている。スプレッドも、ナフサ市況が上昇したこともあり

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