《化学企業トップ年頭所感》JNC 山田敬三社長

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2021年1月12日

 今年はJNC設立から10周年の節目の年で、中期経営計画「Think & Act 2021」の最終年でもあり、例年にも増して大事な1年となる。

 昨年は新型コロナウイルス一色の1年で、あらゆる分野で社会課題が浮き彫りになった。その中にあって、化学産業はその技術力や役割を改めて示すことができた年だった。当社も長い歴史の中で様々な課題や困難、ハンディキャップに直面しながらも、これを全員の力で克服して創業時からの不変の役割を果たしてきた。今回も社会とともに成長することができる力を蓄え、直面する難題を乗り越えていく準備はできつつある。

 まず、今年度の目標を達成すること。そして4月から始まる中期経営計画の最終年度である2021年度をどのような年にするのか、我々の行動次第で決まることは言うまでもない。「必ず、やり遂げる1年」にする。

 10年、20年、30年先のJNCグループの未来のために、今年は耕すべき畑を耕し、蒔くべき種を蒔く1年だ。より多くの笑顔をもたらす成功を収めるために、そこへの心配りと仕事ぶりを期待している。