ABS樹脂 2020年総出荷は14%減、内需が大幅減

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2021年1月26日

 日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、2020年(1-12月期)の総出荷量は前年比14%減の29万5400tとなった。国内出荷は同16%減の19万7400t、輸出が同9%減の9万8000tとなったことにより、総出荷は30万tを割り込む結果となった。2Q(4-6月期)に新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けたことで、国内出荷、輸出ともに大きく落ち込んだことが響いた。

 国内出荷を用途別で見ると、

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