WTI価格 8日ぶり反発で65ドル台を回復

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2021年8月25日

ワクチン承認で景気回復期待も、先行きは不透明

 世界の原油相場では、米国において新型コロナワクチンが正式に承認されたことで投資家心理が改善、市場に資金が流れ込み23日のWTIの終値は65.64ドルでの取引となった。コロナ変異株の感染拡大がマイナス材料となりWTIは8月12日から7営業日連続で下落していたが、前日比3.5ドルも反発する結果となっている。

 米国食品医薬品局(FDA)が、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンを正式承認。これによりワクチン接種が義務化され、経済回復が加速することへの期待が高まっている。とはいえ、新型コロナは新たな変異株も出るなど収束が難しく、世界経済の重荷であることに変わりはない。

 原油相場はコロナ禍から世界経済が回復基調になる中、

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