日本触媒の4-9月期 基礎化学品が好調で増収増益

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2021年11月8日

 日本触媒は5日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比39%増の1730億円、営業利益152億円(同164億円増)、純利益124億円(同135億円増)となり、利益項目は前年同期の赤字から大幅な増益を達成した。

 セグメント別にみると、基礎化学品事業は増収増益。増益の内訳では、アクリル酸およびアクリル酸エステルが7割、酸化エチレン系が3割弱となった。スプレッドの拡大、在庫評価差を含む加工費減、販売数量の増加などにより利益が伸長した。アクリル酸について五嶋祐治朗社長は「他社の

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