【国際化特集】旭化成代表取締役社長 小堀秀毅氏

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2022年3月29日

第2の創業に向け、ポートフォリオ転換と水素事業化始動

 ━社長在任中の6年間を振り返ってみていかがですか。

 2016年の社長就任の前年、旭化成建材のデータ書き換えによるコンプライアンス違反があったため、まず社会からの信頼回復と従業員の意識改革が課題であった。

 社長に就任してから最初の中期経営計画「Cs for Tomorrow 2018」(2016~18年度)では、社長就任前に経営戦略担当役員として取り組んできたグループ・ガバナンス、成長戦略・事業戦略を実行に移し、純粋持ち株会社制から事業持ち株会社制に変更した。従来の縦割り組織から

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