東ソー 来春に本社移転、交流機会を活性化し生産性向上

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2023年5月24日

 東ソーは23日、本社を現在の東京都港区から東京ミッドタウン八重洲・八重洲セントラルタワー(同中央区)に移転すると発表した。移転日は2024年3月ごろを予定。東ソー・ファインケム、東ソー総合サービスなど、関連会社の同地への移転についても検討を進める。

東京ミッドタウン八重洲・八重洲セントラルタワーの外観。2024年3月ごろの本社移転を予定する

 東ソーは、CSR基本方針に「自由闊達な企業風土の継承・発展」を掲げ、働きがいがあり、人権と多様性を尊重する風通しのよい職場環境の整備に取り組む。本社移転に併せ、リフレッシュスペースや多様な打ち合わせスペースを設置するなど、部門を横断したつながりを増やすことで、さらなるコミュニケーションの活性化を図り、生産性の向上を目指した新しい働き方を構築していく狙いだ。

 従業員の自律的な成長が会社の成長にもつながるという考えの下、今後も従業員が働きやすい職場環境づくりに取り組んでいく。

 移転先の住所は、東京都中央区八重洲2―2―1。