《化学企業トップ年頭所感》 三菱ケミカルホールディングス 越智仁社長

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2019年1月8日

 昨年は、米中貿易戦争が世界経済の大きなリスク要因となるなど、国際協調による自由主義経済を基調とした世界の潮流が、一つの転換期を迎えたように思う。また、欧州ではブレグジットの着地点が見えず、主要国の首脳も足元の政治基盤が脆弱になりつつある。このように政治・経済の見通しが不確実性を増す一方、当社としては大きな成長と高い収益を達成し、手ごたえを感じることができた一年だった。昨年12月、「APTSIS 20」の最終年度である2020年度のコア営業利益目標を、3800億円から4100億円に引き上げたが、グループの総力を挙げ、アクションプランを確実に実行することで必ず達成したい。

 改めて社会環境に目を向ければ、地球温暖化による自然災害の甚大化や食糧不足・フードロスの問題、水資源の偏在化など、地球を取り巻く環境の変化が著しく、一方では廃棄プラスチックの問題と循環型社会形成への動きが加速し、当社として取り組むべき課題が山積している。

 また、デジタル技術の急速な発展により、サイバーとリアルの垣根がますます曖昧になり、あらゆる物事が加速度的に変化するという、社会の大きな転換期が訪れようとしている。

 2025年度に向けた次期中期経営計画を策定するにあたり、現在、2030年、2050年における社会のニーズやリスクを評価し、2030年のターゲットと2050年のゴールをそれぞれ設定すべく検討を進めている。次期中期経営計画では、中長期視点を強く意識して基本戦略を策定し、事業の拡大と社会貢献の解決への貢献を同時に成し遂げることを目指している。

 社会課題や産業構造の変化、科学技術の進展などにより、状況が大きく変化し続ける中、当社が持続可能な発展を続けていくために、今こそしっかりとした事業基盤を築き上げることが重要である。

 今年、特に意識してほしいのは、①健康経営による人材の育成と活用②「真のダイバーシティー」の確立③ITシステムの高度化とデジタルトランスフォーメーションの推進、の3点である。

 2019年は「成長の加速と新たな社会に向けた基盤強化」の年にしたい。私たちのKAITEKI経営は、安全・安定生産、コンプライアンスの徹底、世の中のニーズに迅速に応えるソリューションの創出を通して、多様なステークホルダーの信頼を得る源泉となってきた。これからも、力強くKAITEKI経営を推進し、「真にグローバルなTHE KAITEKI COMPANY」を築き上げていきたい。

《化学企業トップ年頭所感》 信越化学工業 金川千尋会長

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2019年1月8日

 昨年10月に発表いたしました2019年3月期の中間決算は、すべてのセグメントが増収増益となり、上半期での過去最高益を達成することができました。これも社員の皆さまのひたむきなお仕事の成果であると、心より感謝しております。

 さて、長らく続いてまいりました世界的な景気拡大は、いま大きな転機を迎えています。アメリカと中国の間で激化している貿易摩擦の問題などを背景に、本年の世界経済の先行きは不透明感を増しています。また、近年は世界各地で自然災害も頻発しており、予測できないリスクへの備えも常にしておかなければなりません。

 私の尊敬する山本五十六連合艦隊司令長官が揮毫されているお言葉をご紹介します。中国の兵法書の一節で、「国大なりといえども戦いを好まば必ず亡ぶ。天下安らかなりといえども戦いを忘れなば必ず危うし」。自らの力量を過信することなく、来るべき難局に向けて平時より態勢を整えておくことを諭す、たいへん重いお言葉です。

 では、私たちはいかに備えるべきでしょうか。私の経験から申し上げると、最も大切なのは、基本に忠実に仕事に取り組むことです。すなわち、製造部門の皆さんは、安全で安定した操業を最優先とし、決して規格外の製品を出荷しない、と肝に銘じてください。研究開発部門の皆さんは、会社の将来を担うのは自分たちだ、との気概をもって取り組んでください。

 営業の皆さんは、お客様の要望をいち早くつかんで、つねにお客様とのお約束を守ることを心がけてください。このような基本の積み重ねが、厳しい環境の中でも成長の原動力となります。

 そして、日々成すべきことは先延ばしせずに、その日のうちにしっかりとやり遂げてください。皆さん一人ひとりの日々の努力は、必ず皆さんの能力向上と会社の強さとなって実を結び、当社グループのさらなる成長をもたらします。信越化学グループで働く皆様の力を結集すれば、たとえ困難に遭遇してもそれを乗り越え、より輝かしい成果を手にできるものと確信しています。

化学業界合同新年賀詞交歓会 1300人が参加し盛況に開催

2019年1月8日

 日本化学工業協会、石油化学工業協会など化学関連52団体の主催による化学業界合同新年賀詞交歓会が7日、都内のホテルで開催され、関係者約1300人が参加した。

 日本化学工業協会の淡輪敏会長(三井化学社長)は冒頭のあいさつで「昨年の日本経済は緩やかな回復基調となった。化学業界では比較的堅調な需要に支えられ、ナフサクラッカーの稼働率はここ3年間フル稼働を維持するなど、安定した1年であった。ただ、地政学リスクは大きく顕在化していないものの、

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宇部興産 宇部マクセルへのセパレータ事業移管を完了

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2019年1月8日

 宇部興産は7日、マクセルホールディングスとの合弁会社・宇部マクセルへのリチウムイオン電池用セパレータ事業の移管を含む関連手続きを1月1日付で完了し、新体制での運営を開始したと発表した。

 宇部興産は同事業移管について、昨年11月に「連結子会社との会社分割(簡易吸収分割)に関するお知らせ」として公表し、宇部マクセルへのセパレータ事業移管を含む一連の事業の再編統合について準備を進めていた。

 今回の再編統合により、宇部マクセルは原膜からの一貫生産・供給体制を整備。塗布型・無塗布型を併せもつ製品ラインアップの拡充を背景に、市場の幅広いニーズに効率的に対応することが可能になった。

 また宇部興産は、車載用途に急成長が続くセパレータ市場で、関連事業をマクセルとの合弁で一体運営することで、事業としての競争力を高めていく。同事業で、いっそうの拡大・発展を実現するとともに、車の電動化・クリーン化が急速に進む環境対応型社会への貢献を目指す考えだ。

 

出光興産 「ダカールラリー」10連覇に挑戦するチームを応援

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2018年12月28日

 出光興産は、来年1月6~17日にペルーで開催される「ダカールラリー2019」に参戦する「日野チームスガワラ」に協賛し、併せてエンジンオイルおよびギヤオイルのテクニカルスポンサーを務める。

 同社は2016年から、日野自動車と日本レーシングマネージメントによる日野チームスガワラに協賛している。2019年も引き続き協賛するとともに、同チームのレーシングトラック「日野レンジャー」へ同社のオイル開発技術と知見を生かした、特別仕様のレース用エンジンオイルとギヤオイルを供給し、同チームのダカールラリー10連覇への挑戦を応援する。

クラレ 宇宙線観測実験への貢献で東大研究所から表彰

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2018年12月28日

 クラレは27日、東京大学宇宙線研究所の主催により19日に開催された「テレスコープアレイ実験10周年記念式典」で、テレスコープアレイ実験の発展に貢献したことによる表彰を受けたと発表した。

記念式典の様子
記念式典の様子

 同社は、東京大学宇宙線研究所が行うテレスコープアレイ実験に、放射線検出用素材「PSF(プラスチックシンチレーションファイバー)」を多年にわたり提供してきた。

感謝状を授与された池森事業部長(左)とプレゼンターの梶田隆章東京大学宇宙線研究所長
感謝状を授与された池森事業部長(左)とプレゼンターの梶田隆章東京大学宇宙線研究所長

 今回の表彰は、高品質なPSFを安定・継続的に供給し、テレスコープアレイ実験の発展に貢献したことが評価された。

 テレスコープアレイ実験とは、日米露韓・ベルギー・チェコの国際共同実験。米国ユタ州の荒野に観測装置を設置し、10の20乗電子ボルトを超える最高エネルギーの宇宙線を観測している。

PSF(プラスチックシンチレーションファイバー)
PSF(プラスチックシンチレーションファイバー)

 一方、PSFは、1980年代にクラレ独自の製法で放射線検出用素材として開発した、プラスチック製光ファイバーの一種。内側が蛍光剤入りのポリスチレン樹脂、外側がメタクリル系樹脂の多重構造で、放射線が当たると光る性質を備える。

 宇宙線を含む放射線検出用素材のデファクトスタンダードとして、ニュートリノやクォークの研究に使用され、ヒッグス粒子の発見にも貢献。宇宙物理学のトレンドであるダークマター(暗黒物質)の検出用素材としても活用が見込まれている。

 また、日立GEニュークリア・エナジーが開発した、放射性物質による汚染状況を把握する、ガンマ線空間線量当量率測定システム「Dphod(ディー・フォッド)」にも採用されている。

 

 
 

 

 

 

 

 

帝人フロンティア ガンバ大阪のビッグユニフォーム制作に協賛

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2018年12月28日

 帝人フロンティアは27日、ガンバ大阪の試合に際してファン・サポーターが使用する、ビッグユニフォーム(縦20m×横18m)の制作に協賛すると発表した。 

ビッグユニフォーム(縦20m×横18m)
ビッグユニフォーム(縦20m×横18m)

 同社は昨年、ガンバとエコ活動パートナー契約を締結し、ガンバのホームゲームで回収された使用済みペットボトルをポリエステル繊維にリサイクルすることにより、両者共同でリサイクル活動や環境配慮への意識向上を促す取り組みを展開している。

 今回制作するビッグユニフォームには、再生ポリエステル繊維が使用され、来シーズンのガンバのホームゲーム開幕戦で初めて披露される予定。

 同社は、ガンバが実施してきたゴミ分別の啓発活動をペットボトルのリサイクル活動へと拡大させてきた。

 今回のビッグユニフォーム制作への協賛を通じて、地域の住民やファン・サポーター、パートナー各社との一体感を訴求し、環境活動をさらに推進していく。

 

 

日鉄ケミカル&マテリアル 人事(2019年1月1日)

2018年12月28日

[日鉄ケミカル&マテリアル・人事](2019年1月1日)▽CSR部長吉住洋一▽金属箔事業部金属箔工場設備・保全グループリーダー平松真二▽エポキシ事業部エポキシ営業部シニアマネジャー弓削正美▽同山本義成▽同事業部同部加工品グループリーダー花房正良▽同事業部同部樹脂グループリーダー佐藤祥生▽同事業部同部同グループシニアマネジャー吉川武志▽同事業部同部生産管理グループリーダー中屋憲人▽CSR部監査役事務室長海老澤宏昭。

 

出光興産 旅程作成サイト「ドライブコンサルタント」を開設

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2018年12月28日

 出光興産は、12月26日より、人々の移動と地域の繋がりをサポートするための、新しい旅程サイト「ドライブコンサルタント」(https://www.driveconsultant.jp/)を開設した。

 同サイトでは、人々の「移動体験」がより気軽で豊かなものになるよう、日本各地の観光スポット情報を発信するとともに、観光スポットまでの行程を手軽で直感的に作成できるサービスを提供する。

 石油業界初となる同サイトは、「移動が日本を豊かに。」をコンセプトに、人々の移動と地域の繋がりをサポート。また、直感的なユーザーインターフェースで、誰でも簡単に「ライトプラン」「詳細プラン」の2つの旅行プランを作成できる機能を持っている。

 サイトのコンテンツとして、①旅程作成機能②動画、コメントなどを含めた観光地情報③旅行スポットに加え、同社公式フェイスブック「出光おでかけ部」や情報誌「MOCO」の情報を掲載している。

 同社は今後、全国に広がるSSネットワークから日本各地の地場情報を集め、より地域に密着した観光情報の発信を目指していく。また地場の賑わいを生み出すと同時に、地方自治体や各種企業との協業により大都市圏だけではなく、地方圏への人の流れを創出していく考えだ。

旭化成グループ 人事(2019年1月1日)

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2018年12月28日

[旭化成関連・人事](2019年1月1日)【旭化成エレクトロニクス関係】▽解兼センシングソリューション事業部長兼同事業部 FP製品開発部長兼同事業部センシングソリューション事業推進部長、執行役員寺田正人▽革新事業プロジェクト長竹下英亘▽M&Sセンター長黒澤治行▽同センター同センター統括部長山本高宏▽同センターマーケティング第一部長山中英武▽同センターマーケティング第2部長中嶋健太▽同センターマーケティング第三部長田村 厚之▽同センターマーケティング第四部長栗田直幸▽同センターソリューション開発第1部長木間秀明▽同センターソリューション開発第2部長矢部和央▽同センターソリューション開発第3部長金子強▽同センターソリューション開発第四部長國見仁久▽製品開発センター長上田公大▽同センター同センター統括部長祖父江和希▽同センター製品開発第一部長高岡岳彦▽同センター製品開発第2部長市川晋▽同センター製品開発第3部長竹原聡▽同センター製品開発第4部長吉田孝志▽同センタープロダクトエンジニアリング部長杵淵雄一▽基盤技術開発センター長富岡幸治▽同センター後工程開発部長石田元康▽同センターソリューションソフトウエア開発部長北村徹▽解兼生産センター製造技術統括部長、生産センター長篠宮秀行【旭化成ホームズ関係】解兼経営管理部経理財務グループ長、同部長兼同部経営会計グループ長坂井謙介【旭化成メディカル関係】▽血液浄化事業部SCM統括部長兼旭化成メディカルMT生産管理部長松本優▽経営統括総部付中川廣幸▽旭化成メディカルMT開発設計部長兼生産技術統括本部開発設計部長齋藤敦▽血液浄化事業部システム技術部長石黒直樹▽旭化成メディカルヨーロッパ鎭目泰正▽血液浄化事業部新事業戦略部長稲留秀一郎▽解兼同事業部同部長、同事業部国内事業統括本部長村上貴章▽同事業部製品戦略第一部長丸山裕之▽韓国旭化成メディカルトレーディング米田泰一▽旭化成メディカルMTセパセル工場長兼セパセル事業部セパセル工場長、同社セパセル技術開発部長矢島健太郎▽同社岡富工場長兼血液浄化事業部岡富工場長前川浩二▽同社人工腎臓工場長兼同事業部人工腎臓工場長野島和照【旭化成エンジニアリング関係】▽EICソリューション事業部長多田信嗣▽解兼同、旭化成上席理事河野龍次▽同事業部電計技術部長合田佳典。