国際プラスチックフェア 11月にバーチャル展で開催

,

2020年7月20日

 国際プラスチックフェア(IPF)協議会はこのほど、プラスチックとゴムの専門展「IPF Japan(国際プラスチックフェア)」を、11月にバーチャル展示会「IPF Japan 2020 Virtual」として開催すると発表した。リアル展示会に代わる業界の新製品や技術の発表の場として、また、コロナ禍で制限されてきた商談の場を創出することを目的に開催を決定した。

バーチャルブースのイメージ
バーチャルブースのイメージ

 同展示会は、3年に1度開催されるプラスチックとゴムのプロフェッショナルが集う日本最大級のものづくり専門展。原材料から成形・加工機器、製品、加工技術、リサイクル技術に至るまで、国内外からの数多くの出展を通じ、最新の業界動向がわかる展示会として、1994年の初開催以来、多くの支持と高い評価を得てきた。

 今年は3年ぶりの開催年にあたり、10月6日から幕張メッセ(千葉市)で開催される予定だったが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、5月末に中止が決定していた。

 主催のIPF協議会によると、「ライブ感や双方向のコミュニケーションなど、リアルな展示会の良さを残したまま、場所や時間に制約を受けないオンラインの特性を組み合わせた全く新しい展示会」となるとのこと。11月18~20日の3日間は双方向(インタラクティブ)形式で開催。会期終了後から来年5月までの半年間は、オンラインで継続展示される。今月下旬から出展受付を開始(締切:9月25日)、10月中旬から入場登録受付を公式サイトで始める予定。

DSファーマアニマルヘルス 7月豪雨の被害に義援金100万円を寄付

, , ,

2020年7月20日

 DSファーマアニマルヘルスは17日、「令和2年7月豪雨」による被害に対し、社会福祉法人中央共同募金会を通じて、100万円の義援金を寄付することを決定したと発表した。

 なお同社は、2010年に大日本住友製薬の事業部門から分社化し、設立された研究開発型の動物用医薬品メーカー。

ENEOS 次世代型エネルギーを推進、静岡県と合意書締結

, , , , ,

2020年7月17日

清水製油所跡地活用、太陽光発電や蓄電池を設置

 ENEOSは16日、静岡県と「静岡市清水区袖師地区を中心とした次世代型エネルギーの推進と地域づくりにかかる基本合意書」を締結したと発表した。なお同日、静岡県庁内で、大田勝幸社長と同県の川勝平太知事との間での締結式が行われた。

ENEOS太田社長と静岡県川勝知事の締結式
ENEOS太田社長と静岡県川勝知事の締結式

 同合意書は、エネルギーの地産地消の推進に取り組む静岡県と、自治体・地元企業と一体となって低炭素・循環型社会の実現に取り組むENEOSが相互に連携し、ENEOSの所有する清水製油所跡地(清水油槽所内遊休地)を中心に次世代型エネルギーの供給拠点ならびにネットワークを構築するとともに、魅力的かつ持続可能な地域づくりに貢献することを目指すもの。

 具体的には、清水製油所跡地や静岡市内の一般家庭、ビル、工場などへ設置する太陽光発電を中心とした地産地消による自立型エネルギーの供給体制を整備するとともに、

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

クラレ 人事(16日)

2020年7月17日

[クラレ・人事](16日)▽繊維カンパニー長補佐保城秀樹▽同カンパニー生産技術統括本部長兼同カンパニー同統括本部生産技術統括部長柏木俊二▽技術本部海外技術統括部長兼同本部同統括部タイプロジェクト建設チームリーダー小橋俊文▽出向KurarayGC Advanced Materials Co.,Ltd.兼同Kuraray Advanced Chemicals(Thailand)Co.,Ltd.宮木良樹▽同藤原真一。

東海カーボン 豪雨被害に対し義援金を芦北町へ寄付

, , ,

2020年7月17日

 東海カーボンはこのほど、「令和2年7月豪雨」による被災者救援や被災地の復興に役立ててもらうため、義援金として2000万円を同社田ノ浦工場のある熊本県葦北郡芦北町へ寄付したと発表した。同地は豪雨のために浸水などの甚大な被害を受け、また同工場も冠水するなどした。

 同社は、「被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。被災地の1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます」とコメントしている。

 

ホンダ 車載バッテリーでCATLと包括的戦略提携

, , ,

2020年7月17日

 本田技研工業はこのほど、中国最大の車載用電池メーカー・寧德時代新能源科技(CATL)と、新エネルギー車用バッテリーに関する包括的なアライアンス契約を締結した。

 電動自動車普及加速の戦略パートナーシップを強化し、バッテリーの共同開発、安定供給、リサイクル・リユースの幅広い領域が対象となる。両社の技術を持ち寄り、バッテリーの共同開発と将来基礎技術の共同研究を進め、グローバルの電動化目標達成を目指す。

 CATLは、新エネルギー車用バッテリーシステムとエネルギー貯蓄システムの研究開発・生産・販売を通じ、グローバルで最適ソリューションを提供。ホンダは、二輪、四輪、ライフクリエーション、航空機事業をグローバル展開しているが、自動車電動化の取り組みを加速している。

 ホンダはCATLの第3者割当増資を引き受け、同社株の約1%を取得。同社のトップ戦略パートナーとなり、商品競争力とコスト競争力のあるバッテリーを安定的に確保できるようになった。一方、CATLはこの増資によりバッテリー開発の強化とホンダ向けバッテリーの安定供給を実現し、2022年をめどに中国生産モデルへの供給を開始する予定。

 両社は、電動車普及拡大に向けた取り組みを強化することで、長期の関係を構築し、将来的にはグローバル展開も検討している。またバッテリーリサイクル・リユースのスキーム構築の協議も始める考えだ。

グラノプト グローバルニッチトップ企業100選に選定

, ,

2020年7月17日

 三菱ガス化学はこのほど、持分法適用会社のグラノプト(秋田県能代市)が経済産業省の「グローバルニッチトップ企業100選」(素材・化学部門)に選定されたと発表した。グラノプトがもつ世界シェアと利益の両立、技術の独自性と自立性、サプライチェーンの重要性などが評価された。

 同社が製造・販売するファラデーローテータは、Bi置換希土類鉄ガーネットの厚さ100~500㎛の単結晶膜で、磁界によって光の偏光方向を回転させるもの。5G基地局やデータセンター向けの光アイソレータや光サーキュレータなどに不可欠な材料である。

 今後も、「小さくても世界№1のエクセレントカンパニー」のスローガンの下、優れた品質の製品を提供し、光通信分野の発展へ貢献していく。

 

東京応化工業 グローバルニッチトップ企業100選に選定

,

2020年7月17日

 東京応化工業(川崎市中原区)は、経済産業省の行う2020年度版「グローバルニッチトップ企業100選」(電気・電子部門)に選定されたと発表した。前回(2013年度版)に続き2度目の選定。

半導体製造用フォトレジスト 中面
半導体製造用フォトレジスト

 国際市場の開拓に取り組む企業の中から、国際性・戦略性・競争優位性・収益性の観点で、ニッチ分野での差別化と高い実績を上げている企業を選定・顕彰するもの。

 同社は国内外の半導体メーカーに、最先端半導体製造に必要不可欠な半導体製造用フォトレジストや高純度化学薬品といった新規製品やサービスを継続的に提供。その取り組みの戦略性や国際性、市場占有性などが評価された。

 今後もより一層、技術の研鑽と製品の高度化に取り組み、社会への貢献に努めていく考えだ。