ダイセルの4-6月期 各製品の販売増で増収増益

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2021年8月4日

 ダイセルは3日、2022年3月期第1四半期(4-6月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比34%増の1114億円、営業利益4.5倍の139億円、経常利益3.9倍の152億円、純利益19.3倍の123億円となった。

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住友化学の4-6月期 石化事業などが好調で増収増益

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2021年8月4日

 住友化学は3日、2022年3月期第1四半期(4-6月期)の連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比28%増の6390億円、コア営業利益3.1倍の617億円、営業利益3.2倍の583億円、純利益357億円(同430億円増)となった。

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宇部興産の4-6月期 化学の各事業がけん引し増収増益

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2021年8月4日

 宇部興産は3日、2022年3月期第1四半期(4-6月期)の連結業績を発表した。売上高1463億円(今年度より収益認識に関する会計基準を適用)、営業利益89億円(前年同期比95億円増)、経常利益89億円(同102億円増)、純利益47億円(同60億円増)となった。

 電話会議による決算会見において、藤井正幸取締役常務執行役員は、「昨年同期はコロナ影響の拡大で需要が減退し業績が悪化した。しかし、昨年後半以降は回復傾向が続いており、今期の営業利益はコロナ禍前の2019年度第1四半期(73億円)を上回る水準となった」と総括した。

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東ソーの4-6月期 第1四半期として過去最高益を達成

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2021年8月4日

 東ソーは3日、2022年3月期第1四半期(4-6月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比29%増の2012億円、営業利益301億円(同311億円増)、経常利益321億円(同326億円増)、純利益217億円(同237億円増)と大幅な増収増益となった。オンラインによる決算会見の中で、米澤啓上席執行役員は「ウレタン原料の市況が “東ソーの4-6月期 第1四半期として過去最高益を達成” の続きを読む

昭和電工 通期業績予想を修正、特損計上で純利益は減少

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2021年8月4日

 昭和電工は3日、連結業績予想の修正および特別損失の計上を発表した。通期業績予想については、売上高1兆4000億円(前回予想比550億円増)、営業利益850億円(同170億円増)、経常利益820億円(同180億円増)、純損失250億円(同110億円減)に修正。

 売上高では、石油化学セグメントはナフサ価格の上昇を背景に主要製品価格が想定を上回り、無機セグメントは黒鉛電極が需給タイトな状況を受け販売数量が増加、昭和電工マテリアルズ(SDMC)セグメントは半導体関連事業において需給タイトな状況が年後半も継続し、それぞれ増収となる見通し。営業利益および経常利益は、第2四半期累計期間(1-6月期)を中心にその他セグメント以外の全セグメントで増益となる。

 一方、純利益については、特別損失の計上もあり減益を見込む。第2四半期累計期間に、アルミニウムセグメント2事業の譲渡損失25億円を見込み、SDMCセグメントのモビリティ事業における固定資産の減損損失35億円を計上する。また下期(7~12月)に特別損失としてSDMCセグメントにおいて150億円程度の追加の事業構造改善費用の計上を想定している。