北大など LIB正極材の省エネ合成、液相で反応促進

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2023年11月13日

 北海道大学大学院理学研究院の松井雅樹教授、神戸大学大学院工学研究科の水畑穣教授らの研究グループはこのほど、リチウムイオン電池(LIB)の正極材料として広く使用されているコバルト酸リチウムを、低温かつ短時間で合成する手法の開発に成功した。

開発した「ハイドロフラックス法」(上部)と従来法(固相法)の比較

 層状岩塩構造をもつコバルト酸リチウムは、

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オハラ 水系Naイオン電池用固体電解質の合成に成功

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2023年11月6日

 オハラはこのほど、優れた防水性と高イオン伝導性を両立させたナトリウム(Na)イオン伝導性固体電解質の合成に成功した。

Naイオン伝導性固体電解質

 ガラスセラミックス技術を応用した

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NEDO 積層型太陽電池で変換効率33.66%達成

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2023年11月2日

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)はこのほど、シャープエネルギーソリューションが化合物・シリコン積層型太陽電池モジュールで世界最高のエネルギー変換効率33.66%を達成したと発表した。

世界最高効率の積層太陽電池モジュール

 太陽光発電を

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産総研と筑波大学 ギ酸によるフロー式発電システムを開発

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2023年11月1日

 産業技術総合研究所(産総研)はこのほど、筑波大学と共同でギ酸を水素に連続的に高効率で変換するフロー式プロセスを開発し、得られた水素による安定した発電を実証した。

ギ酸による発電プロセス

 水素社会の実現に向け、効率的な水素の

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積水化成品工業、プラ使用量削減の素材、エフピコと共同開発

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2023年11月1日

 積水化成品工業はこのほど、プラスチック使用量の削減を可能にする大型容器向けの新たな素材として、「エスレンシート PZシリーズ」をエフピコと共同で開発したと発表した。

「エスレンシート PZ シリーズ」を原料に使用した大型食品容器「祝賀桶」シリーズ

 発泡体の特長である

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東レ 世界最高強度の炭素繊維「T1200」開発

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2023年11月1日

ナノレベルで構造を制御、3年後の量産化が目標

 東レはこのほど、世界最高強度を更新する新世代の超高強度炭素繊維「トレカT1200」を開発した発表した。「T1100」を上市して以来10年ぶりの新たな品種となる。

炭素繊維「トレカ」

 「T1200」は「T1100」に比べ

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ソルベイ 高速硬化・難燃性エポキシプリプレグを発売

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2023年10月31日

 ソルベイはこのほど、バッテリー電気自動車(BEV)用の構造部品や補強用に使用可能な高速硬化エポキシプリプレグシステム「SolvaLite 716 FR」を今年末までに発売すると発表した。

バッテリエンクロージャー向け難燃性コンポジット材料

 従来の熱硬化性プリプレグや

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NEDO 複数の自動配送ロボ、一人で監視・操作を実証

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2023年10月27日

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)はこのほど、京セラコミュニケーションシステム(KCCS)が、北海道石狩市緑苑台東地区の一部エリアの車道で、1人のオペレーターが複数台の自動配送ロボットを遠隔監視・操作しながら配送サービスを行う実証実験を国内で初めて開始したと発表した。

複数台遠隔監視の様子

 1人が複数台の自動配送ロボを

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東京大学 コバルト不要の超高エネルギー密度LIBを実現

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2023年10月26日

 東京大学大学院工学系研究科の山田淳夫教授、コ・ソンジェ助教らの研究グループは、環境負荷が大きく高価なコバルトを一切含まずに、従来比1.6倍の高いエネルギー密度をもつ、「LiNi0.5Mn1.5O4」正極と「SiOx」負極からなるリチウムイオン電池(LIB)を実現した。

副反応による劣化を多角的に分析し、高価なコバルトを使用しない超高エネルギー密度のLIBを実現

 研究グループは、LIBの開発で

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産総研 「焼かない」化学焼結セラミックス探索を高速化

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2023年10月25日

 産業技術総合研究所(産総研)はこのほど、ロボットによるハイスループット自動実験と機械学習などの人工知能(AI)により、100℃以下での複合酸化物ナノ結晶粉末原料の合成と、機能性セラミックス固体を化学焼結プロセスで製造する条件を、短時間で探索する技術を開発した。

化学焼結セラミックスの製造フロー

 機能性セラミックスはエネルギー

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