【アジア石化特集・カントリーレポート】台湾

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2023年6月8日

供給過剰に製品・工程変革で対応、環境対策には積極投資

 台湾の2022年のGDP成長率は3.3%と、大きな成長を見せた前年の6.6%から鈍化した。需要の縮小や

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【アジア石化特集・カントリーレポート】韓国

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2023年6月8日

世界的な供給過剰と景気後退が影響、稼働率80%割れに

 2022年のGDPは、前年比1.5ポイント減の2.6%となった。昨年後半に消費が急速に改善し回復基調が続いたが、世界経済の減速を受け輸出が落ち込み成長が鈍化した。

 2023年のGDPも1.6%の低成長と見られ、

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【アジア石化特集・カントリーレポート】日本 

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2023年6月8日

景気減速で設備の低稼働継続、CN対応や構造改革が課題

 日本の2022年の実質GDP成長率は1.0%となり、2021年の2.1%に比べて成長率が鈍化した。

 個人消費2.1%(前年0.4%)、民間設備投資1.8%(同0.8%)と回復傾向を見せたが、輸出の伸び率は4.9%(同11.7%)へと大幅に低下した。また、民間住宅投資(マイナス4.6%)や

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【アジア石化特集】石油化学工業協会 APIC記者懇談会、岩田会長「新興国で石化は成長産業」

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2023年6月8日

 石油化学工業協会(石化協)はAPIC・インド大会に併せ、マスコミ向けの懇談会を開催した。協会からは今回の参加人数が922人(日本から114人)となったことが報告された。前回2010年のインド・ムンバイ大会は1487人(同162人)からは減少している。

岩田会長

 岩田圭一会長(住友化学社長)は、

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【アジア石化特集】APIC総合会議、閣僚がインド石化産業の成長を強調

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2023年6月8日

 5月19日の総合会議では、インドのCPMA(化学品・石油化学品製造社協会)のカマル・ナナバティ会長をはじめ運営委員会メンバー(日本、韓国、台湾、マレーシア、タイ、シンガポール)の各代表によるオープニングアドレスに続き、インド政府の大臣2人による基調講演が行われた。

ハーディープ・シン・プリ石油・天然ガス大臣

 住宅・都市・石油・天然ガス大臣のシュリ・ハーディープ・シン・ブリ氏は

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【ベンチャー企業との共創】経済産業省 素材産業課 吉村課長

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2023年3月30日

経済産業省 製造産業局 素材産業課長  吉村一元氏

スタートアップは経済成長を牽引、機動性を武器に共創加速

 岸田内閣は、「新しい資本主義」の実現に向け、スタートアップへの強力な支援に乗り出した。そのなかで、スタートアップは、社会的課題を成長エンジンに転換できることから、持続可能な経済社会の実現と、「新しい資本主義」を体現する牽引役と位置づける。かつて20代、30代の起業家が自動車メーカーや電機メーカーを次々と立ち上げ、新たな産業を生み出し、日本経済を大きく発展させるグローバル企業へと成長した。

 政府は昨年末、投資額を10兆円規模とする「スタートアップ育成五か年計画」を策定した。戦後の創業期に次ぐ、第二の創業ブームの実現を狙う。近年、産業界ではカーボンニュートラルに代表される大変革が求められるなか、化学業界においてもスタートアップとの協業・共創が増えてきている。スタートアップの新技術は日本の化学産業に何をもたらすのか、吉村氏に聞いた。

  ━素材産業には、いま何が求められていますか。

 素材産業は、

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【ベンチャー企業との共創】東京大学 大学院 菅教授

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2023年3月30日

東京大学 大学院 理学系研究科化学専攻 教授  菅 裕明氏

スタートアップが新たな産業を創出、リスク取り育成に舵

 菅裕明氏は2006年、自身が開発した人工RNA触媒「フレキシザイム」により合成される人工的なペプチド「特殊環状ペプチド」を活用した独自の創薬技術をもとに、共同創業者のひとりとして東京大学発の創薬ベンチャー、ペプチドリームを起業した。

 世界の大手製薬メーカーが注目する創薬技術をライセンスアウトし、共同開発を進めるビジネスモデルで、同社は大きく成長を続けている。2017年には、次世代バイオ医薬品開発のミラバイオロジクスを創業。特殊環状ペプチドを任意のタンパク質に付加する技術を共同開発し、創薬分野に貢献する新たな選択肢を開拓した。

 今年2月、両ベンチャーの基盤技術となっている「生物活性ペプチドの創製を革新するRNA触媒の開発」に対する業績により、国際的に卓越した科学者に与えられるウルフ賞化学部門を受賞した。一方で、私財を投じ、生命科学・生命化学分野の研究活動を支援するLeaP(リープ)科学財団を設立し、将来を担う人材育成に取り組むほか、エンジェル投資家として、スタートアップの育成にも力を注ぐ。

 現在、菅氏は、内閣府総合科学技術・イノベーション会議の有識者議員、日本化学会会長を務めるなど、日本の科学技術や化学産業、アカデミアを幅広く俯瞰できる職務にも携わる。ベンチャーが産業に果たす役割は何か、ベンチャーの育成・成功に必要な要素とは。研究者、アントレプレナー(起業家)、投資家といった多彩な顔をもつ菅氏に聞いた。

  ━ペプチドリームとミラバイオロジクス、2つの創薬ベンチャーを立ち上げたご経験をおもちですが、起業に至った思いとは。

 私が米国で学生、ポスドク(博士研究員)、准教授と過ごした1990年代から2000年代初頭の話だが、

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【ベンチャー企業との共創】東京工業大学 Id機構長 辻本教授

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2023年3月30日

東京工業大学 イノベーションデザイン機構 機構長 辻本将晴氏

連携で規模効果強化、幅広い支援・教育で起業意欲を刺激

 東京工業大学(東工大)は研究・産学連携本部にイノベーションデザイン(Id)機構を設立し、「世界を変える大学発スタートアップを育てる」のビジョンの下、全学一丸となったスタートアップの支援体制を整備した。また、首都圏の大学連携を立上げ、全国7拠点のとりまとめにも着手。起業支援のエコシステムの規模拡大を主導し、起業支援・指導人材育成のためのスクール開設に取り組む同機構長の辻本教授に、スタートアップ支援における大学の取り組みについて話を聞いた。

  ━東工大のベンチャー支援とは。

 東工大は、人材を育成して

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