ENEOSは1日、12月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を575ドル/tで決着したと発表した。11月のアジアベンゼン市況は、原油の上昇に加え、経済回復による誘導品需要の高まりを受けて前月比上昇した。こうした市場環境を反映し、12月ACPは前月比115ドル/t高で決着した。
なお、国内価格換算想定値は、64.9円/kgとなる。
2020年12月2日
2020年12月2日
2020年12月1日
2020年12月1日
2020年11月30日
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2020年11月27日
三菱ケミカルは26日、アクリルアマイド50%水溶液について、12月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、国内が「15円/kg以上」(フォーミュラ改訂、純分換算)、輸出が「150ドル/t以上」となっている。
アクリルアマイドは、国内では紙力増強剤や高分子凝集剤向けの需要が堅調に推移し、海外では石油採掘用ポリマーや水処理用途を中心に需要が伸長している。こうした中、原料となるアクリロニトリル(AN)は、プロピレンやアンモニアの価格上昇による価格改定が9月に完了しており、アクリルアマイドへの転嫁が避けられない状況。それに加えて、梱包材料、物流費などの諸経費の上昇や、近年の働き方改革や設備安全への要求の高まりから製造コストが上昇するなど採算が悪化している。
同社は、生産の効率化などによるコスト低減努力を続けているが、現在の原料価格の上昇は自助努力で吸収できる範囲を超えており、このコスト上昇分を価格に転嫁せざるを得ないと判断し、今回の値上げを決定した。
2020年11月27日
2020年11月26日
2020年11月25日