アジア石化市況 エチレンは前週比40ドル安に

2020年11月17日

ブタジエン上昇基調が継続、SMは800ドル台に

 アジア地域の10月第5週の石化市況では、エチレンは下値40ドル安、上値20ドル安の750~780ドル/tでの取引となった。3週連続の下落となり、上値は8週ぶりに800ドル/tを割り込んでいる。ナフサとのスプレッドも “アジア石化市況 エチレンは前週比40ドル安に” の続きを読む

旭化成 国内外で20日からポリアミド66樹脂を値上げ

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2020年11月13日

 旭化成は12日、ポリアミド66樹脂「レオナ」の全グレードを今月20日出荷分から値上げすると発表した。改訂幅は、国内が「30円/kg」、海外が「0.3ドル/kg」。

 自動車産業をはじめとした主要産業では、ポリアミド樹脂の需要が想定よりも早く回復しており、原料価格が高騰している。さらに、事業継続に必要な用役コストや物流コストが上昇する中、同社は可能な限りのコスト削減努力を継続しているが、自助努力だけで吸収できる範囲を超えており、今後の安定供給を維持するために今回の価格改定を決定した。

旭化成 水添スチレン系熱可塑性エラストマーを値上げ

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2020年11月13日

 旭化成は12日、水添スチレン系熱可塑性エラストマー「タフテック」と「S.O.E.」を、今月16日出荷分から「25円/kg以上」値上げすると発表した。

 ナフサやブタジエン、スチレンモノマーなどの市況上昇に加え、用役費や物流費なども上昇しており、対象製品の製造コストは自助努力の範囲を超えて大幅に増加している。このような状況下、製品の安定供給維持のためには価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

アジア石化市況 エチレンは2週連続でマイナス

2020年11月10日

 ブタジエンは1年ぶり1000ドル/tに、SMも強含み

 アジア地域の10月第4週の石化市況では、エチレンは下値30ドル安、上値70ドル安の790~800ドル/tでの取引となった。2週連続の下落となり、下値は7週ぶりに800ドル/t割れとなっている。スプレッドも

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