アジア石化市況 エチレン上昇基調で800ドル/tに

2019年12月10日

キシレン700ドル/t台回復、SMはスプレッド縮小

 アジア地域の11月第3週の石化市況では、エチレンは4週連続上昇となり、下値が50ドル/t高、上値が30ドル/t高の800~820ドル/tでの取引となった。需要家が在庫確保の動きを強めており、下値は9月第3週以来の800ドル/t台に回復した。

 スプレッドも、

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

JXTGエネルギー 12月のベンゼンACPは665ドルに

,

2019年12月3日

 JXTGエネルギーは2日、12月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を665ドル/tで決着したと発表した。

 11月のアジア域内ベンゼン市況は、原油価格が上昇する中、誘導品の採算悪化に伴う先行き不透明感から上値が重く、小幅な上昇にとどまった。こうした市場環境を反映し、12月契約価格は前月比20ドル/t高で決着した。

 なお、国内価格換算想定値は、78.2円/kg。

アジア石化市況 エチレンの需要回復で3週連続上昇

2019年12月3日

芳香族は3製品とも上昇、SMは下落基調が続く

 アジア地域の11月第2週の石化市況では、エチレンは3週連続上昇と回復傾向が続いており、下値が15ドル/t高、上値が40ドル/t高の750~790ドル/での取引となった。エチレン価格は10月第3週の650ドル/tを底に反転していたが、需要家の購買意欲が改善したことで上昇基調となっている。

 スプレッドも、ナフサ価格が上昇する中、

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

財務省 10月の輸入ナフサ価格はCIF3万7000円/kl

, ,

2019年11月29日

 財務省が28日に発表した貿易統計によると、10月の輸入ナフサ価格は497.29ドル/t、CIF3万7000円/kl(為替レート:107.8円/米ドル)となった。なお、諸チャージ「2000円」を加算した国産試算価格は3万9000円/kl。10月の輸入ナフサ価格は、ドルベースで前月比4.56ドル安と5カ月連続で値下がりし、円ベースでも約200円安となった。

 スポットナフサを見ると、2-4月の平均が

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について