アジア石化市況 エチレン8週ぶり900ドル台回復

2022年10月18日

ベンゼンも底打ち反転、スチレンモノマーも上昇

 アジア地域の9月第1週の石化市況では、エチレンは前週比115ドル高の975ドル/tで取引された。秋の定修シーズンを迎える中、日本のエチレンセンターでトラブルが発生したことにより玉を確保する動きが強まったことが背景にある。

 ナフサとのスプレッドも、

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塩ビ樹脂 10月のインド向け輸出、前月比160ドル安

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2022年10月14日

モンスーン明けも需要低調、域外品増加で先安観

 塩ビ樹脂(PVC)の10月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比160ドル安の950ドル、中国その他向けが同110ドル安の810ドル/tで決着した。インド向けが1000ドル割れ、中国向けが900ドル割れとなるのは、2020年9月以来、2年1ヵ月ぶりとなる。

 前月は

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アジア石化市況 エチレンは5週ぶりに反転上昇

2022年10月12日

一部誘導品が持ち直し、ベンゼン下落基調を継続

 アジア地域の8月第4週の石化市況では、エチレンは前週比45ドル高の860ドル/tで取引された。各社の減産が続いている中、一部の誘導品が持ち直してきたこともあり、5週ぶりに反転上昇している。また、週中にはエチレンセンターが

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ウレタンMDI 中国の景気悪化で市況が下落傾向

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2022年10月6日

行動制限で需要減少、不動産問題もマイナス要因

 ウレタン原料であるMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)は、アジア市況が軟化傾向を続けている。9月中旬のスポット市況はモノメリック2250ドル、ポリメリックが1875ドルとなり、6月初旬からモノメリックで275ドル程度、ポリメリックで250ドル程度も下落した。

 ただ、原料であるベンゼン市況も、

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UBE CPLの9月契約価格、前月比210ドル安

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2022年9月30日

景気悪化で中国品の輸出が拡大、ベンゼンも軟化

 UBEは、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、9月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比210ドル安の1770ドル/tで決着した。わずか2ヵ月間で420ドルも下落し、2021年3月以降で最安値を記録している。

 原料であるベンゼンACP(アジア契約価格)も

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財務省 8月の輸入ナフサ価格、CIF7万9100円/kl

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2022年9月30日

 財務省が29日に発表した貿易統計によると、8月の輸入ナフサ価格は842.90ドル/t、CIF7万9100円/kl(為替レート:135.1円/米ドル)となった。8月の輸入ナフサ価格はドルベースで前月比45.51ドル安と4ヵ月連続の下落、円ベースでは同約4500円安と2ヵ月ぶりに下落した。なお、諸チャージ「2000円」を加算した国産試算価格は8万1100円/kl。

 2Q(4-6月期)の国産ナフサは

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アジア石化市況 エチレン減産も下落基調を継続

2022年9月27日

ベンゼンは調整局面、キシレンは定修要因で上昇

 アジア地域の8月第2週の石化市況では、エチレンは前週比30ドル安の820ドル/tでの取引となった。中国の景気低迷を背景に誘導品メーカーが低稼働を強いられていることもあり、エチレンの需給バランスが改善しないことが背景。ナフサとのスプレッドも

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