アジア石化市況 エチレン減産も下落基調を継続

2022年9月27日

ベンゼンは調整局面、キシレンは定修要因で上昇

 アジア地域の8月第2週の石化市況では、エチレンは前週比30ドル安の820ドル/tでの取引となった。中国の景気低迷を背景に誘導品メーカーが低稼働を強いられていることもあり、エチレンの需給バランスが改善しないことが背景。ナフサとのスプレッドも

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アクリロニトリル アジア市場は需給バランス悪化

2022年9月26日

ABS樹脂など誘導品が低迷、市況も下落基調に

 ABS樹脂やアクリル繊維の原料であるアクリロニトリル(AN)は、9月のアジア市況が1500ドル割れとなるなど、軟化傾向を強めている。上海ロックダウンが継続していた5月の市況に比べて300ドル以上も下落しており、需要が急激に冷え込んでいる状況だ。その要因として、

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アジア石化市況 エチレン続落もスプレッドは改善

2022年9月21日

芳香族3製品は大幅下落、SMも軟化基調を継続

 アジア地域の8月第1週の石化市況では、エチレンは前週比15ドル安の850ドル/tでの取引となった。中国の需要の低迷が続く中、原油価格に伴いナフサ市況が下落したことが影響している。スプレッドは

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アジア石化市況 エチレン反落でスプレッドが悪化

2022年9月13日

ベンゼンとキシレンは二週連続上昇、SMは下落

 アジア地域の7月第5週の石化市況では、エチレンは前週比18ドル安の865ドル/tでの取引となった。前週は、約4ヵ月ぶりの上昇となったが再び反落し、2021年7月以降で最安値を記録している。エチレンの需給バランスが悪化していることに加え、中国のセンターが稼働を再開するとの見方が出てきたことで、先安観が強まったことが背景。スプレッドも

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アジア石化市況 エチレンは約4ヵ月ぶりに上昇

2022年9月6日

ベンゼンとキシレンも反発、SMは軟化傾向続く

 アジア地域の7月第4週の石化市況では、エチレンは前週比8ドル高の883ドル/tでの取引となった。3月末以来、約4ヵ月ぶりに上昇している。コロナ禍による行動制限が長期化している中国市場では、誘導品の需要回復の兆しが出てこない。センター各社の減産がしばらく続くとの見方が強まり、一部の需要家に玉を確保する動きが出ている。

 スプレッドも

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塩ビ樹脂 9月のインド向け輸出価格、5ヵ月ぶりに反転

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2022年9月1日

採算悪化で中国品が減少、替わりに米国品が増加

 塩ビ樹脂(PVC)の9月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比60ドル高の1110ドル/t、中国その他向けは同10ドル安の920ドル/tとなった。両地域とも5月から輸出価格が急落していたが、インド向けは4月以来5ヵ月ぶりに反転し、中国向けも小幅な下げに落ち着いている。

 それに対し台湾大手メーカーは、

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アジア石化市況 誘導品の需要悪化でエチレン続落

2022年8月30日

芳香族も下落基調、原油安で反転の兆しが見えず

 アジア地域の7月第3週の石化市況では、エチレンは前週比50ドル安の875ドル/tでの取引となった。昨年6月以来、1年1ヵ月ぶりに900ドル台を割り込んでいる。中国市場ではポリエチレンをはじめとする誘導品需要が盛り上がりを欠く。ナフサとのスプレッドは

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UBE CPLの8月契約価格、前月比210ドル安

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2022年8月26日

ベンゼン市況が軟化、中国チップ拡大で交渉難航

 UBEは、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、8月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比210ドル安の1980ドルで決着した。2000ドル台割れとなるのは、2021年4月以来となる。その背景として、世界経済の減速により世界的に高騰していたベンゼン市況がピークアウトしたことが挙げられる。8月のベンゼンACPも

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アジア石化市況 エチレン減産も需給悪化が継続

2022年8月23日

芳香族も大幅安に、原油や海外市況の下落が背景

 アジア地域の7月第2週の石化市況では、エチレンは前週比30ドル安の925ドル/tでの取引となった。これで14週連続の下落となっている。6月に上海ロックダウンが解除されたものの、コロナ対策の強化から中国市場において誘導品需要が低迷していることが要因。スプレッドも

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