JXTGエネルギー 9月のベンゼンACPは680ドルで決着

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2019年9月3日

 JXTGエネルギーは2日、9月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を680ドル/tで決着したと発表した。

 8月のベンゼン市況は、引き続き旺盛な米国向け輸出と堅調な域内需要を受けて上昇。こうした市場環境を反映し、9月契約価格は前月比トン10ドル高で決着した。なお、国内価格換算想定値は77.8円/kg。

アジア石化市況 エチレンはタイト感で大幅上昇

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2019年9月3日

芳香族は3製品とも下落、原油・ナフサ安の影響

 アジア地域の8月第2週の石化市況では、エチレンが6週連続で上昇し、下値が前週比45ドル高、上値が35ドル高となり、920~965ドル/tでの取引となった。下値は5月第4週以来、11週ぶりに900ドル/t台を回復している。

 アジア地域で複数のクラッカーが定修に入ったことに加え、域外品の流入も限られていることから、需給がタイトとなったことが背景にある。スプレッドも、ナフサが一段安となったことで、

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米国ポリエチレン輸出 6月は対前年比41%増

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2019年9月2日

 貿易統計によると、米国の6月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比41.0%増の77万5000tと大幅な伸びを継続した。米国おいてシェール由来の大型エタンクラッカーおよびPE設備が相次いで稼働を開始し、近隣諸国はもちろん、南米や欧州、アジア、アフリカにまで輸出が本格化している状況だ。

 6月の主な輸出先は、1位がメキシコ(9万6000t)、2位がベルギー(9万5000t)、3位がカナダ(6万2000t)、4位が中国(4万7000t)、5位がブラジル(4万2000t)となった。中国は、4~5月は7万t台と高水準で推移していたが、6月は43%減とブレーキがかかった。その他のアジア地域では、ベトナム(同10.4倍)、香港(同3倍)、シンガポール(同2.1倍)、マレーシア(同2倍)の増加が目立つ。また、韓国も同5.3倍の1万3000tとなった。昨年は月に3000~4000t程度だったが、今年に入り輸入量が伸長している。

 一方、6月のPE輸出を品目別にみると、

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塩ビ樹脂 9月のインド向け輸出は前月比40ドル高

2019年8月29日

 塩ビ樹脂(PVC)の9月分のアジア輸出価格は、インド向けがCFR960ドル/tと前月比40ドル高で決着。中国・その他向けも同30ドル高の880ドル/tとなり、両国向けとも前月の落ち込みから一転し、大きく値を戻した。

 台湾大手メーカーも、インド向け

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アジア石化市況 エチレンは5週連続で上昇

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2019年8月27日

ベンゼンは下落傾向、スチレンモノマーも弱含み

 アジア地域の8月第1週の石化市況では、エチレンは5週連続で上昇し、下値が前週比25ドル高、上値が55ドル高となり、875ドル~930ドルでの取引となった。

 上値は5月第5週以来となる900ドル台に回復した。市況を押し上げた要因として、アジア地域では8月に

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宇部興産 カプロラクタムの8月価格は前月比10ドル高で決着

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2019年8月26日

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、8月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比10ドル高のトン1530ドルで決着した。

 中国経済の減速により6月に価格が急落していたが、各社の減産による在庫調整が一巡。底打ち感から前月はステイとなり、8月は需要回復が期待され4カ月ぶりの上昇となった。ただベンゼンとのスプレッドは、8月の

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アジア石化市況 エチレンは2週連続で800ドル台

2019年8月20日

ベンゼンは軟化、需給バランスのタイト感が緩和

 アジア地域の7月第4週の石化市況では、エチレンは4週連続で上昇し、下値が前週比10ドル高、上値が5ドル高となり、850~875ドルでの取引となった。

 アジア地域で定修が行われる中、域外品の流入も限られており、エチレンの引き合いが強くなった。スプレッドも、

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アジア石化市況 エチレンは誘導品改善で上昇基調

2019年8月6日

 アジア地域の7月第2週の石化市況では、エチレンは2週連続で上昇し、下値が前週比10ドル高、上値が30ドル高となり、790~830ドル/tでの取引となった。6月下旬まで大幅に下落したことで誘導品の採算が改善し、需要家の引き合いが戻りつつある。

ただスプレッドは、

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塩ビ樹脂 8月インド向け輸出は前月比20ドル安

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2019年8月5日

 塩ビ樹脂(PVC)の8月分のアジア輸出価格は、インド向けがCFR920ドル/tと前月から20ドル安で決着。中国・その他向けも前月から30ドル安の850ドル/tとなり、両方とも3カ月ぶりの下落となった。

 台湾大手メーカーも、インド向け

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JXTGエネルギー 8月のベンゼンACPは670ドルに

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2019年8月2日

 JXTGエネルギーは1日、8月分のベンゼンACP(アジア契約価格)をトン670ドルで決着したと発表した。

 7月のベンゼン市況は、引き続きおう盛な米国向け輸出と堅調な域内需要を受けて上昇。こうした市場環境を反映し、8月契約価格は前月比35ドル/t高で決着した。なお、国内価格換算想定値は78.1円/kg。