JXTGエネルギーは2日、9月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を680ドル/tで決着したと発表した。
8月のベンゼン市況は、引き続き旺盛な米国向け輸出と堅調な域内需要を受けて上昇。こうした市場環境を反映し、9月契約価格は前月比トン10ドル高で決着した。なお、国内価格換算想定値は77.8円/kg。
2019年9月3日
2019年9月3日
2019年9月2日
貿易統計によると、米国の6月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比41.0%増の77万5000tと大幅な伸びを継続した。米国おいてシェール由来の大型エタンクラッカーおよびPE設備が相次いで稼働を開始し、近隣諸国はもちろん、南米や欧州、アジア、アフリカにまで輸出が本格化している状況だ。
6月の主な輸出先は、1位がメキシコ(9万6000t)、2位がベルギー(9万5000t)、3位がカナダ(6万2000t)、4位が中国(4万7000t)、5位がブラジル(4万2000t)となった。中国は、4~5月は7万t台と高水準で推移していたが、6月は43%減とブレーキがかかった。その他のアジア地域では、ベトナム(同10.4倍)、香港(同3倍)、シンガポール(同2.1倍)、マレーシア(同2倍)の増加が目立つ。また、韓国も同5.3倍の1万3000tとなった。昨年は月に3000~4000t程度だったが、今年に入り輸入量が伸長している。
一方、6月のPE輸出を品目別にみると、
2019年8月29日
2019年8月27日
2019年8月26日
2019年8月20日
2019年8月6日
2019年8月5日
2019年8月2日