クラレ 人事(16日)

2020年2月17日

[クラレ・人事](16日)▽ビニルアセテート樹脂カンパニーポバール樹脂事業部グローバルオペレーショングループ主管谷本智史▽イソプレンカンパニーイソプレンケミカル事業部化学品販売部長松田英樹▽同事業部品質・開発統括部長清水和哉。

クラレの1-12月期 米社の火災事故訴訟費用で純損失

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2020年2月14日

 クラレは13日、2019年12月期の連結業績を発表した。売上高は前年比5%減の5758億円、営業利益18%減の542億円、経常利益21%減の483億円、純損失20億円(前期比355億円悪化)となった。

 伊藤正明社長は「世界的な景気減速の影響を受け、多くの事業で

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クラレ 欧州で水溶性ポバールフィルムの生産設備を新設

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2020年2月14日

 クラレは13日、水溶性ポバールフィルムの生産設備を、ポーランドのジムナ・ブトカに新設することを決定したと発表した。投資金額は約50億円で、2022年半ばの稼働を予定している。

 水溶性ポバールフィルムは、洗剤・化粧品・食品・農薬・薬剤などの個包装用フィルムとして世界的に需要が伸長しており、今後も市場の拡大が見込まれている。米国では同社の子会社モノソルが、米国中西部を中心に生産拠点を持っており、水溶性ポバールフィルムの製造・販売を行っている。

 今回ポーランドに生産拠点を新設し、グローバルサプライチェーンの最適化と欧州の販売拡大を図っていく。クラレは、今後も水溶性ポバールフィルムの世界№1サプライヤーとして、顧客の多様化するニーズに対応するため、供給体制を拡充するとともに新製品の開発や一層の品質向上に注力していく方針だ。

クラレ 新型ウイルスで対策チーム設置、感染拡大へ対応

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2020年2月12日

 クラレグループでは、グループ従業員の安全確保の観点から、世界保健機構(WHO)や外務省などの発表をもとに、同社の危機管理基準に則り、地域ごとに警戒レベルの発信と出張可否に関する決定を行っている。今回の新型コロナウイルスの感染拡大に関しては、先月24日にクラレグループ対策チームを設置した。

 具体的には、グループ従業員に対し(2月6日時点)、①中国本土(香港・マカオ・台湾は含まない。以下同様)への出張の原則禁止②中国本土からの海外出張の原則禁止③中国本土から一時帰国している駐在員の出社や取引先への訪問の一時制限―の対応を行う。③の一時帰国者には、帰国後10日間、出社や取引先への訪問を原則禁止とし、電話会議・ウェブ会議などを活用した在宅勤務を義務づける。

 一方、中国グループ会社の稼働と従業員への対応については、同社グループは、中国本土に上海を中心として13のグループ会社があるが、湖北省武漢市には拠点がないことから、現地グループ会社に関しては、中央政府や地方政府の方針に従った稼働開始を予定し、従業員の安全確保に配慮し対応していくとしている。

 同社では、今後も各方面からの情報収集を行い、状況に合わせて必要な対応を速やかに実施していく考えだ。

クラレ 人事(2月1日)

2020年2月3日

[クラレ・人事](2月1日)▽経営企画室経営企画部G―SAP推進チームリーダー立花健治▽イソプレンカンパニーイソプレンケミカル事業部化学品販売部長兼同事業部品質・開発統括部長松田英樹▽繊維カンパニークラリーノ事業部長中村育雄▽同事業部先端マテリアル部長長山孝史。

クラレ 新機能性材料展に環境向上に貢献する技術を出展

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2020年1月30日

 クラレは、東京ビッグサイトで開催中の「新機能性材料展2020」で、自然環境と生活環境の向上に寄与する同社グループの多様な〝マテリアル〟や、開発中のマテリアル・技術などを紹介している(ブース番号:3W‐K14)。

 主な出展製品は、バイオマス由来のガスバリア素材「PLANTIC(プランティック)」、EVOHガスバリア性樹脂・フィルム「エバール」、活性炭「クラレコール」、アクリル系ブロック共重合体「クラリティ」、熱可塑性エラストマー「アーネストン」など。

 開発品としては、モノマーフリーで安全性の高い完全水溶性の樹脂「熱/光硬化型水溶性樹脂」を出展。架橋剤なしで自己耐水化する水系コーティング剤として利用できるほか、3Dプリンティングで造形可能なハイドロゲル原料としても利用可能な素材だ。

 なお、同展示会は「コンバーティングテクノロジー総合展」内の構成展として行われ、期間中の来場者数は5万人が見込まれている(同時開催展を含む)。会場は東京ビッグサイト・西3、4ホール。10時~17時。31日まで開催。

クラレ 人事(1月16日)

2020年1月16日

[クラレ・人事](1月16日)▽技術本部設備技術統括部長齋藤光範▽同本部同部エンジニアリンググループリーダー小田義弘。

《化学企業トップ年頭所感》クラレ 伊藤正明社長

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2020年1月10日

 今年はクラレグループにとって、中期経営計画「PROUD2020」の最終年度であると同時に、次の中期計画を策定する年でもある。現計画に込めた自分たちの「思い」をもう一度確認し、掲げた諸施策の進捗を点検して、戦略・アクションプランの変更が必要だと判断した場合は、躊躇なく迅速に対応する。このような取り組みを通じ、今年を次期中期計画に備えた足元を固める1年としてもらいたい。

 ここで、私がいつも言っていることを繰り返す。1つ目は安全について。全員が「安全はすべての礎」ということを念頭に置き、「安心して働ける会社、事故や災害が起こらない安全な会社」を作り上げるため、自らの責任として無事故・無災害を目指してもらいたい。

 2つ目はクラレグループで働く社員が、「そこで働くことに誇りを持てる会社」にしたいということ。昨年は炭素材料事業で、公正取引委員会から排除措置命令を受けた。2017年にも防衛装備庁入札に関わる排除措置命令を受け、取引の見直し、再発防止に取り組んできたが、再び排除措置命令を受けたことは、誠に残念で痛恨の極みである。

 取り組みに何が足りなかったのか、進め方に問題がなかったかを検証した上で、もう一度全社を挙げて不正な取引の防止をはじめ、コンプライアンス体制の見直し、強化を図らねばならない。

 また、クラレグループは様々な個性を持った人たちが安心して働ける職場、働きやすく、働き甲斐のある職場をつくっていくことを目的に働き方改革を進めている。この活動を通じて、ダイバーシティに富んだ、社員が誇りを持って働ける会社の実現に向け取り組んでいこう。

 最後に、長期ビジョンのありたい姿でもある「独自の技術に新たな要素を取り込み、持続的に発展していく会社」について。独自の技術をベースに、クラレの内外にある新しい技術・力を活用し、既存事業はさらに強く大きくするとともに、今後の成長を期待する事業は、早期の規模拡大と収益向上を目指してもらいたい。

 研究開発のあり方・進め方を見直してから、少しずつ成果に繋がり始めているが、まだまだ道半ば。「さすがクラレ」と言われる新素材・新技術を1日も早く世に出して、成功体験を積み重ねていこう。

クラレ 社会貢献活動で企業フィランソロピー賞を受賞

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2020年1月8日

 クラレはこのほど、同社の社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」が、日本フィランソロピー協会が主催する「第17回企業フィランソロピー大賞」で、企業フィランソロピー賞「笑顔を届けま賞」を受賞したと発表した。贈呈式は、2月21日に学士会館(東京・千代田区)で行われる。

 「ランドセルは海を越えて」は、ランドセル用素材として使われている人工皮革「クラリーノ」を製造・販売する同社が主催する社会貢献活動。全国から送られた使い終わったランドセルを、社員を中心としたボランティアが1つひとつ検品し、ノートや鉛筆などを添え、物資が不足している国の1つである、アフガニスタンの子どもたちにプレゼントしている。

 ランドセルという身近なものを通して、社会貢献やモノを大切にする心を子どもたちに広く知ってもらいたいという願いを込め、2004年から活動を開始した。これまでに12万7993個のランドセルが海を渡った。

 今年は1月中旬から募集を開始する予定。なお「企業フィランソロピー大賞」は、社会の課題解決のために自社の経営資源を有機的・持続的に活用した社会貢献活動を顕彰するため、日本フィランソロピー協会が2003年に創設した。

クラレ 人事(2020年1月1日)

2019年12月26日

[クラレ・人事](2020年1月1日)▽経営企画室経営企画部海外企画グループ主管石川二朗▽CSR本部CSR部長尾古雅章▽同本部同部主管岡本健三▽同本部品質マネジメント部長矢田和之▽研究開発本部企画管理部長兼アクア事業推進本部企画管理部長兼研究開発本部市場開発部長兼同本部同部機会探索グループリーダー須郷望▽同本部くらしき研究センター合成研究所長兼同本部同センター融合技術領域探索グループリーダー藤純市▽研究開発本部つくば研究センター長福田始弘▽同本部同センター成形・加工研究所長大串眞康▽同本部ベクスター事業推進部長西山正一▽アクア事業推進本部企画管理部マイクロフェード管理グループ主管松田武▽同本部海外営業部長兼同本部膜販売グループリーダー兼同本部企画管理部マイクロフェード管理グループ主管(東京駐在)白木国広▽技術本部企画管理部長前田聡▽同本部設備技術統括部長兼同本部同部エンジニアリンググループリーダー齋藤光範▽同本部同部設備技術グループリーダー井垣匡裕▽同本部動力統括部長大沢順二▽同本部デジタル戦略推進部長中田国彦▽ビニルアセテート樹脂カンパニー国際事業部グローバルVAM戦略・購買グループリーダー兼ビニルアセテートフィルムカンパニー国際事業部主管濃口浩治▽同カンパニーエバール事業部グローバルオペレーショングループリーダー羽田泰彦▽同カンパニー同事業部エバール樹脂販売部長杉浦英夫▽ビニルアセテートフィルムカンパニーポバールフィルム事業部ポバールフィルム販売部長乗竹宏明▽イソプレンカンパニー企画管理部長山川健次郎▽同カンパニージェネスタ事業部商品管理部長兼同事業部商品管理部CPD加工グループリーダー松岡秀治▽機能材料カンパニー生産技術統括部主管三宅克二▽同カンパニー炭素材料事業部副事業部長兼同カンパニー同事業部電池材料営業・マーケティング部長社秀樹▽同カンパニークラリーノ事業部長兼同カンパニー同事業部先端マテリアル部長中村育雄▽同カンパニー同事業部ライフスタイルマテリアル部長兼同カンパニー同事業部同部軽工品課長山田友▽同カンパニー繊維資材事業部原料資材第三部長西田昌史▽倉敷事業所機能製品開発部主管(東京駐在)岡﨑勉▽同事業所繊維素材企画開発部長仲村英一郎▽同事業所設備技術部長山本和弘▽西条事業所フィルム生産・技術開発部長日笠慎太郎▽同事業所MB生産開発部長川井弘之▽岡山事業所産資開発部長田中次郎▽同事業所動力部長兼同事業所同部動力課長小谷修▽同事業所設備技術部長兼同事業所同部クラリーノ/クラフレックス設備技術グループリーダー平井昭一▽同事業所同部次長兼同事業所同部ポバール・エバール設備技術グループリーダー兼同事業所同部認定設備保守管理グループリーダー宇都宮真人。