ダイセル 人事(2月1日)

2021年1月26日

[ダイセル・人事](2月1日)▽エンジニアリングセンター商品化技術創出グループリーダー、セイフティSBUモビリティBU技術開発センタープロセス開発室主席部員岡田一宣▽エンジニアリングセンター商品化技術創出グループ副グループリーダー、イノベーション・パークイノベーション戦略室主席部員地神修▽エンジニアリングセンター商品化技術創出グループ主席部員、セイフティSBUモビリティBU技術開発センタープロセス開発室主席部員前田剛▽エンジニアリングセンター商品化技術創出グループ主席部員小暮利彦▽同豊田泰嗣▽同井戸啓介▽同センター同グループ主任部員、同センター戦略企画グループ主任部員安川彰吾▽同センター商品化技術創出グループ主任部員妻鹿善紀▽同センタープラントエンジニアリンググループリーダー、同センター副センター長瀧川高春▽同センター同グループ主席部員小西康之▽同センター同グループ主任部員馮俊▽同小西賢則▽セイフティSBUモビリティBU調達部主任部員岩波泰樹▽ダイセル・セイフティ・システムズ成型生産部長、同社第一工場生産部長岩田浩靖▽ダイセルミライズ事業推進本部広畑R&Dセンター、マルチプルプロダクションカンパニー姫路製造所広畑工場品質保証部主任部員井上芳生(4月1日)▽セイフティSBUインダストリーBU技術開発センター主任部員矢野成昭▽チェーンプロダクションカンパニー品質保証部品質保証グループ主任部員福田徳雄▽Daicel Safety Technologies(Thailand)Co.,Ltd.小俵慶三▽Daicel(Europa)GmbH浮田信一朗。

 

 

 

 

ダイセル エアバッグ用インフレ―タ、インドに生産拠点

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2021年1月13日

 ダイセルは12日、インドの自動車エアバッグ用インフレータの需要拡大に伴い、同国内に新たに生産拠点を設置することを決定したと発表した。インド南部、タミル・ナドゥ州ワンハブチェンナイ工業団地に建設し、2023年12月の稼働開始を目指す。

 同社は、インド自動車市場の成長や安全規制強化に伴い、2018年に販売拠点ダイセル・セイフティ・システムズ・インディア(DSSI:ハリヤナ州グルグラム)を設立し、マーケティングや現地調査を進めてきた。これまではタイなどの生産拠点からインド市場へ製品を供給してきたが、インド自動車市場の成長可能性や、自動車メーカー・エアバッグモジュールメーカーからの同国内でのサプライチェーン強化のニーズを背景に、同国内に生産拠点を設置する。

 同社は今後、製品の安定生産、安定供給によって同国市場での存在価値をより強化するとともに、同国でのインフレータ生産や部品調達などを通じて同国経済の発展にも寄与していく考えだ。

ダイセル ペプチスターの第3者割当増資を引き受け

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2020年12月21日

 ダイセルはこのほど、ペプチスターの第3者割当増資を引き受け、出資する契約をペプチスターと先月12日付で締結したと発表した。ペプチスターは、ペプチドリーム、塩野義製薬、積水化学工業の3社の合弁によって2017年に設立された、一般的なペプチドから特殊環状ペプチドまで、幅広いペプチド原薬の研究開発・製造を行うCDMO(開発製造受託会社)。

 一方、ダイセルはキラル分離のリーディングカンパニーであり、今年度からの中期戦略の中で、クロマト分離事業の主要施策の1つに「ペプチド等の中分子に対するアプリケーション開発と新製品上市」を掲げている。今回のペプチスターへの出資により、ダイセルのクロマト分離精製技術を活用してペプチド医薬品製造のプロセス開発に参画する。今後大きく成長が見込まれる中分子医薬分野で分析・精製用充填剤の開発を加速するとともに、同分野での製剤材料や投与デバイスなど新規DDS(ドラッグデリバリーシステム)領域の事業機会を追求し、メディカル分野の事業拡大を目指していく。

 ペプチド医薬は中分子医薬の一種で、多様な標的に対して優れた結合性・特異性を示し、免疫反応も低いとされる。通常のペプチド医薬には、体内で消化されるため経口投与できない、膜透過性が低く薬物動態が悪い、といった欠点があるが、ペプチスターが手掛ける「特殊環状ペプチド」は、ペプチドの利点を保ちながら欠点を解消するものとして広く注目を集めており、今後大きな成長が期待されている。

ダイセル 人事③(2021年1月1日)

2020年12月17日

[ダイセル・人事③](2021年1月1日)▽マルチプルプロダクションカンパニー播磨工場主席部員鈴木晋介▽同カンパニー同工場主任部員中井勝也▽イノベーション・パークイノベーション戦略室長、事業創出本部コーポレート研究センター副所長能勢悟▽イノベーション・パークCSRセンター主席部員寺内利浩▽ダイセル・セイフティ・システムズ総務部主任部員、同社第一工場安全環境グループリーダー満田琢也▽ポリプラスチックス渡邊嗣夫▽ダイセル・エボニック北川友紀。

ダイセル 人事②(2021年1月1日)

2020年12月15日

[ダイセル・人事②](2021年1月1日)【セイフティSBUインダストリーBU医療関連事業戦略部】▽部長、セイフティSBUインダストリーBU長山田良平▽副部長小岩井一倫▽同山本由理▽部長補佐三木克哉▽主席部員、知的財産センター知的財産戦略グループ主席部員平山復志▽研究開発室長、セイフティSBUインダストリーBU技術開発センターアプリケーション開発室長黒田隆雄▽研究開発室副室長、ダイセル・セイフティ・システムズ第二工場生産部主任部員伊賀弘充▽同室主任部員鈴木崇将▽調達室長竹内隆広▽マーケティング室長伊藤宣昭▽同室主任部員中田裕子▽未来医療研究センター所長寺居和宏▽同センター首席技師、事業創出本部コーポレート研究センター首席技師兼大阪大学山下邦彦▽未来医療研究センター主任研究員坂口奈央樹▽品質・薬事室長江見恭一▽同室主席部員磯村貴子。

ダイセル 人事①(2021年1月1日)

2020年12月11日

[ダイセル・人事①](2021年1月1日)▽事業創出本部新事業開発部岡部博光▽解兼同本部医療関連事業戦略部戦略企画グループ主任部員、同本部新事業開発部製剤ソリューション事業ユニットサブリーダー兼同本部同部同ユニットテクニカルマーケティングチームリーダー岡林智仁▽リサーチセンターリサーチグループ主席部員平邑隆弘▽デジタル戦略室システムオペレーショングループ主任部員久保田栄紀▽エンジニアリングセンター設備管理グループ主任部員小西賢則▽セイフティSBUインダストリーBU主席部員兼同SBU同BU医療関連事業戦略部主席部員角谷文▽同SBU同BU技術開発センター主席部員松田洋和。

ダイセル 組織改正(2021年1月1日)

2020年12月10日

[ダイセル/組織改正](2021年1月1日)▽事業創出本部「医療関連事業戦略部」を、セイフティSBUインダストリーBUへ移設する▽セイフティSBUインダストリーBU医療関連事業戦略部に「研究開発室」「調達室」「マーケティング室」「未来医療研究センター」「品質・薬事室」を設置する。

 

ダイセル 新たな産学連携拠点の施設、金沢大に設置

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2020年12月9日

 ダイセルはこのほど、金沢大学と新たな産学連携拠点施設を同大の角間キャンパスに設置し、2022年から供用開始することに合意したと発表した。

 ダイセルは第四次長期ビジョンとともに、「サステナブル経営方針」を策定し、人々に幸せを提供する価値ある製品を、ヒトや地球にやさしい方法で生産する技術を開発・発展させることで、持続可能な社会の実現に貢献することを目指している。

 その中で、同社が長年扱ってきたセルロースをはじめとする脱石油につながる天然由来資源の有効活用「バイオマスプロダクトツリー構想」と、幅広い産業分野との連携で新たな社会的価値を創出できる仕組みづくり「クロスバリューチェーン構想」を推進。金沢大学との間では、長年、セルロースを中心に共同研究や人材交流を続けており、2018年には包括連携協定を締結。昨年には「先導科学技術共同研究講座」と同研究室を設置し、セルロース系の脱ヒ素浄化材の開発研究や、バイオマス由来の脱石油系合成プラスチックの製造を目指した基礎研究に取り組んでいる。

 今回の「新産学協働研究所(仮称)」では、バイオマスを活用したオープンイノベーション拠点として、林業、農業、水産業の一次産業の産品やその副産物、廃棄物などの森林資源・穀物資源・海洋資源などを、環境にやさしい次世代化学変換プロセスよって、様々なバイオマス新素材に変換する技術を共同研究し、その社会実装により「バイオマスプロダクトツリー構想」を実現していく重要な研究拠点となる。

ダイセル 銀ナノインクによる2種類の超細線描画に成功

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2020年12月9日

 ダイセルは8日、銀ナノインク「Picosil」による低温プロセス(120℃)での超細線描画に、2種類の描画方法で成功したと発表した。

 銀ナノインクは数十㎚の銀粒子を含有する、配線/電極を形成する導電インク。粒子径の小ささから、線幅の細い配線形成の可能性がプリンテッドエレクトロニクスの分野で期待されている。特に、銀ナノインクによる5㎛以下の超細線描画は、高温プロセスを必要とするインクを使用する方法によってのみ可能とされてきたが、低温プロセスで使用できる「Picosil」によって、樹脂フィルムなどへの描画が可能となった。

 今回、成功した描画方法は、①SIJテクノロジ社の静電力のインクジェット印刷装置「Super Inkjet Printer」を使った線幅1.5㎛の描画、②体積変化する圧電素子(ピエゾタイプ)のインクジェット装置による線幅30㎛以下の描画、の2種類。タッチパネルや有機ELの電極で使用される透明導電層では、現在の性能より抵抗を低くすることが求められている。今回の超細線描画により、線幅1.5㎛という人間が認識できないレベルの配線を付与することができることから、透明性を保ったまま、透明導電層のより低抵抗化を可能とする。また、透明ヒーターの熱線への活用など「Picosil」のさらなる用途拡大につなげていく。

:「Super Inkjet Printer」による超細線描画
「Super Inkjet Printer」による超細線描画