デンカ生研 がん治療ウイルス製剤などの新事業に注力

2019年7月12日

 デンカ生研は新規事業の立ち上げに注力している。

 11日に開催したメディア懇談会で、6月20日に社長に就任した高橋英喜デンカ執行役員ライフイノベーション部門長が、新規事業の現状を説明した。

 現在、実用に向けて取り組んでいる主な事業は、がん治療ウイルス製剤「G47Δ(デルタ)」とノロウイルスワクチン、薬剤耐性菌対策につながる検査システムの開発など。

 「G47Δ」は、がん細胞でのみ増殖するように遺伝子改変したヘルペスウイルスにより、がん細胞を直接破壊する画期的ながん治療薬。東京大学医科学研究所の藤堂具紀教授が開発し、第13共がライセンスを取得して、年度内に承認申請を行う予定だ。

 デンカ生研はワクチン・試薬で培った「ウイルスの培養・精製技術」を使い、「G47Δ」の商業生産技術を開発中で、

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デンカ生研 役員人事(4月1日)

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2019年4月9日

[デンカ生研・役員人事](4月1日)▽副社長執行役員社長補佐営業本部長兼国内試薬部門長佐藤誓▽非常勤顧問奥田章彦▽専務執行役員信頼性保証本部長管理グループ管掌久保田義隆▽常務執行役員研究開発本部担当(※組織名変更)小幡朗▽同役員技術グループ管掌新潟工場長中臣康雄▽執行役員鏡田工場長平野勝▽同役員技術グループ担当技術部長村松牧▽同役員研究開発本部長(※組織名変更)権平文夫▽社長執行役員 (2019年6月20日付退任)綾部光邦▽取締役(同年同日付社長執行役員就任)高橋英喜▽執行役員総務部・新事業企画室担当多田功▽同役員営業本部ワクチン部門長大塚剛(6月20日)▽監査役綾部光邦▽退任(監査役)玉木昭平。

 

デンカ生研 インフルエンザ診断用医療機器を新発売

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2018年10月16日

 デンカの連結子会社であるデンカ生研は15日、体外診断用医薬品「クイックナビ-Flu2」専用の、デンシトメトリー(光学密度測定)分析装置「クイックナビリーダー」を23日に発売すると発表した。

 同製品は光学センサーによりクイックナビ-Flu2のテストラインとコントロールラインを撮像・画像解析し、設定された閾値との比較により陽性・陰性を判定するデンシトメトリー分析装置。同製品を使用することでクイックナビ-Flu2の結果を客観的に個人差なく判定できる。

 また、選択できる2つのモードで、診療現場をサポートする。①「スグヨミトリモード」は、判定時間が経過した後のテストデバイスを挿入して結果を表示するモード。目視による判定の個人差をなくし、約五秒で判定する。

 ②「ジドウヨミトリモード」は、試料滴加後ただちにテストデバイスを挿入。1分ごとに読み取りを行い、陽性の閾値以上になった時点で結果を表示するモード。目視による判定の個人差をなくすことに加えて、デバイスを装置に入れると結果判定まで全自動で行える。最短1分で判定する。

 クイックナビ-Flu2は、検体中に存在するインフルエンザウイルスを迅速かつ高感度に検出できる国内トップシェアの迅速検査キット。検査キットに出現するラインの有無により5分で判定でき、クイックナビリーダーと組み合わせることで、インフルエンザ診療のさらなる効率化が図れる。

 現在、インフルエンザ検査は医療従事者が検査キットに出現するラインの有無を目視で判定している。しかし目視による判定は、判定できるラインの強度に個人差が生じる場合がある。新規開発品クイックナビリーダーを活用することで個人差なく客観的に同じ結果が得られ、より正確な判定が行えるようになる。

 なお、同製品は販売提携先の大塚製薬とデンカ生研の2社が販売。デンカ生研は、今後も感染症検査のためのラインアップを拡充し、医療の現場に貢献していく考えだ。