トクヤマはこのほど、三菱重工エンジニアリング(MHIENG)との間で、セメント製造時に排出されるCO2回収技術の検証のため、共同実証試験の実施について合意し、覚書(MOU)を締結したと発表した。
セメントの製造では、
2022年4月1日
2022年3月11日
トクヤマは10日、自家発電所で使用するバイオマス燃料のパームヤシ殻(PKS)に関して、天然林や生物多様性の保全などの観点から持続可能な調達を行うために、RSB認証およびGGL認証を取得したと発表した。
同社はGHG排出量の削減に向け、自家発電所の燃料にバイオマスの利用を進めており、中でもPKSは、代表的なバイオマス燃料と位置づけている。
こうした中、海外から調達するPKSの生産から加工、輸送に関するトレーサビリティや生産地の環境への配慮、合法性の担保は不可欠と考え、世界的な第三者認証機関による審査を受け、認証の取得を目指してきた。
RSB認証とGGL認証は、
2022年3月10日
2022年3月3日
2022年3月2日
2022年3月1日
2022年2月22日
2022年2月1日
トクヤマは31日、2022年第3四半期(4-12月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比4%減の2116億円、営業利益21%減の171億円、経常利益17%減の177億円、純利益31%減の134億円となった。
セグメント別に見ると、 “トクヤマの4-12月期 原燃料価格などコスト増で減益” の続きを読む
2022年1月21日
2022年1月17日
トクヤマは14日、障がい者の自立支援と地域社会への貢献に向けてサラダボウル(山梨県中央市)との合弁会社、「農業法人トクヤマゆうゆうファーム」を山口県柳井市に設立したと発表した。山口県農業協同組合が柳井市の遊休農地に建設する、周年安定生産が可能な水耕栽培施設を使用し、年間約500万株のリーフレタスの栽培する。操業開始は2023年4月を予定。
トクヤマは2021年10月に障がい者雇用施設を徳山製造所に開設し、障がい者の自立支援に注力してきた。こうした中、同ファームを設立することで、障がい者に農業の特性を生かした就業の場を提供し、最終的に20人の雇用を創出する。農園の運営にあたっては、サラダボウルから提供される事業企画や農業の生産技術・栽培ノウハウなどを適用。効率的で高い生産能力を備えた近代農法を導入することにより、障がい者に働きがいのある職場づくりを目指す。
今回の取り組みは、農林水産省が推進する農業と福祉の融合「農福連携」の実現に寄与するもの。障がい者の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い手不足や高齢化が進む農業分野での新たな働き手の確保につながるなどの相乗効果が期待される。