三井化学の主要グループ会社であるプライムポリマーは31日、日本政策投資銀行(DBJ)が提供する「DBJ‐対話型サステナビリティ・リンク・ローン」を通じ、100億円の資金調達を実施したと発表した。プライムポリマーが国内のポリプロピレン(PP)3工場(市原工場、大阪工場、姉崎工場)で実施するビルド&スクラップによるCO2排出量削減への取り組みに充てる。
同ローンは、
2022年11月1日
2022年10月27日
2022年10月18日
2022年9月16日
2022年9月6日
2022年8月10日
代表取締役社長 藤本健介氏
ポリオレフィンは差別化に注力、MRとバイオマスで環境貢献
━ポリオレフィンの事業環境について、まずはポリエチレンの状況は。
ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)の動向はその国内需要(国産レジン+輸入レジン+輸入製品)で見ているが、高密度PE(HD)の今年3月までの12ヵ月移動平均は、121万3000t、前年度比(2020年度比)で100%、コロナ禍前の19年度比で93%だ。国産レジンだけで見ると68万7000t、前年度比で102%、19年度比で97%。HDはコロナ禍前と比べるといずれもややマイナスとなっている。理由の1つは20年から始まったレジ袋有料化だ。レジ袋の減少に伴い、数ポイント程度落ち込んでいる。
一方、直鎖状低密度PE(LL)と低密度PE(LD)を合計した内需は、202万2000t、前年度比で105%、19年度比で99%と、ほぼコロナ前にまで回復している。国産レジンのみでは129万4000t、前年度比で105%、19年度比で102%だった。LLやLDは
2022年8月2日
2022年7月1日
2022年6月23日
2022年4月19日