信越化学工業 建材のコロナウイルス低減、コーティング液開発

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2022年7月4日

 信越化学工業は1日、住宅やビルの建材用途を想定した抗菌・抗ウイルス機能を有する無機薄膜コーティング液「Tersus RN」を開発したと発表した。

新開発した抗菌・抗ウイルスコーティング液 「Tersus RN」

 「Tersus」シリーズは、同社独自のシリケート(珪酸塩)成分で、建材意匠を阻害しない自然な仕上がりの透明薄膜を形成するコーティング液。コロナ禍における建材への衛生意識の高まりを背景に、

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信越化学工業 次亜塩素酸ソーダを値上げ、コスト上昇に対応

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2022年6月20日

 信越化学工業は16日、次亜塩素酸ソーダについて、8月1日出荷分から値上げする、と発表した。改定幅は「10円以上/kg」。

 同社の次亜塩素酸ソーダ事業においては、創業以来、地域の上下水道や食品業界をはじめとした各種工業用途向けに、高品質な製品の安定供給に努めてきた。しかし、昨今の電力価格の急激な上昇や物流費用の高騰により事業収益が著しく悪化している。同社はこれまで、コスト削減や合理化などに努めてきたが、現在の価格水準で採算を確保することは困難なことから、事業の継続および安定的な製品供給のため、今回の価格改定を決定した。

信越化学工業 人事(2022年6月21日)

2022年6月3日

[信越化学工業・人事](21日)▽取締役技術本部副本部長、環境安全部長武生工場長岩崎淳▽営業関係担当営業本部長、ディスクリートウェーハ事業部長常務取締役持田正司▽退任(取締役技術本部副本部長、環境安全部長)大森修二。

信越化学工業 人事(2022年6月29日)

2022年5月23日

[信越化学工業・人事](6月29日)▽解兼資材関係担当、常務執行役員秘書室・広報・法務関係担当デジタル推進室長秋本俊哉▽資材関係担当、同役員有機合成事業部長荒井文男▽業務監査関係担当、同役員精密材料事業関係担当塩ビ事業本部長宮島正紀▽総務・人事関係担当、執行役員環境保安関係担当企業開発部長高橋義光▽執行役員、信越半導体白河工場長小野澤一郎▽同役員、群馬事業所長佐藤行徳▽退任(社外取締役)、特別顧問フランク・ピーター・ポポフ▽退任(常務執行役員)、顧問池上健司。

信越化学工業 GaNエピ基板および関連製品、事業化を加速

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2022年5月19日

 信越化学工業は18日、窒化ガリウム(GaN)関連基板およびエピタキシャル膜製品の事業化に向け量産体制を拡充すると発表した。

 同社は、2019年に米Qromis社との間で、

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信越化学工業の3月期 塩ビ事業がけん引し過去最高益を更新

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2022年4月28日

 信越化学工業は27日、2022年3月期の連結業績を発表した。売上高は前年比39%増の2兆744億円、営業利益72%増の6763億円、経常利益71%増の6944億円、純利益70%増の5001億円となった。

 同日開催された決算会見において、斉藤恭彦社長は

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信越化学工業 電動車部品向け放熱用シリコーンゴムシート開発

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2022年4月14日

 信越化学工業は13日、高電圧化が進む電動車部品向けの放熱用シリコーンゴムシート「TC‐BGIシリーズ」を開発したと発表した。

 現在、普及が加速しているEVをはじめとした電動車に使用される部品には、

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信越化学工業 シリコーンを値上げ、原料価格などが高騰

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2022年4月12日

 信越化学工業は11日、シリコーンの全製品について、5月出荷分から国内外で値上げすると発表した。改定幅は「10%」。

 シリコーンの主原料である金属ケイ素は、昨年後半、主要生産地である中国国内の電力規制などにより世界的に需給がひっ迫。ピーク時でコロナ禍前の6倍近くまで暴騰し、現在でもコロナ禍前の二倍を超える高値で推移している。中国以外の産地の金属ケイ素についてもコロナ禍前の3倍を超える水準となっている。また、原料のメタノール価格の高止まりや天然ガスなどの製造用エネルギーの高騰、さらには世界的な物流の混乱や原油価格、原材料価格の高騰を背景に、物流費や副資材などの価格も上昇しており、収益を圧迫する要因となっている。

 同社は、製造コストの削減などの取り組みを進めているものの、自助努力だけではコスト上昇分を吸収することは困難であると判断し、価格改定の実施を決定した。