業界筋によると、10月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)が10カ月連続で前年同月比プラスを継続したものの、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)とポリスチレン(PS)ともにマイナスとなった。個人消費は持ち直しの動きが継続している一方、対面業界では輸送機械などが部品調達難から減産となり、製品の出荷分野によっては影響を受けている。
分野別に見ると、
2021年11月19日
2021年10月22日
2021年9月24日
2021年7月26日
業界筋によると、6月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)とも前月に引き続き5カ月連続で前年を上回る結果となった。前年は、国内の工業生産が底を打ち持ち直しの途上にあったことや、消費動向でも上向きの動きが出始めていたものの出荷水準としては総じて低調だった。それに対し今年は、全樹脂で大幅プラスを継続している。分野別に見ると、ポリオレフィンは総じて出荷が増加した。特にLDPEはフィルム分野、HDPEは中空成形分野、PPでは射出成形分野と押出成形分野の出荷の伸びが目立つ。また、PSでも包装分野を中心として全般的に出荷が増加している。
6月の出荷合計を品目別に見ると、
2021年6月18日
業界筋によると、5月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)ともに伸長し4カ月連続で全樹脂が前年を上回った。前年は、輸送機械を中心に国内の工業生産全般で底に陥った時期であったとともに、消費動向も極めて厳しい局面にあり、汎用樹脂の出荷水準も低下していた。
それに対し今年は、全樹脂で大幅プラスとなった。LDPEではフィルム以外にも各用途で増加が見られたほか、HDPEは射出成形分野や中空成形分野、PPでは射出成形分野や押出成形分野、PSは包装用を中心にそれぞれ出荷が増加している。
5月の出荷合計を品目別に見ると、
2021年5月28日
業界筋によると、4月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)とも前月に引き続き前年を上回る結果となった。前年は、第1回目の全国的な緊急事態宣言のもと、個人消費ならびに製造業、サービス業において急速な減速をきたした。それに対し今年は、生産活動が上昇基調で推移していることや、消費マインドも持ち直し傾向が続いている。LDPEではフィルム分野の復調が続くとともに、HDPEはパイプ分野、PPでは射出成形分野の出荷増加が目立った。PSは、ほぼ全用途で前年実績を上回っている。
4月の出荷合計を品目別に見ると、LDPEは
2021年4月21日
業界筋によると、3月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)ともに前月に引き続き前年を上回る結果となった。前年は、新型コロナウイルスの感染拡大から、製造業の生産活動や飲食などのサービス産業に影響が出始めたことにより樹脂の出荷が弱含み始めた。それに対し今年は、すべての樹脂で回復している。
LDPEではフィルム分野や加工紙分野、HDPEでは中空成形分野など主力分野の出荷が増加した。また、PPでは、射出成形分野と共に押出成形分野の出荷が大きく増加。PSでは、包装分野を中心に各分野で出荷が増加した。
3月の出荷合計を品目別に見ると、LDPEは
2021年3月19日
2021年2月25日
業界筋によると、1月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)は前年を上回り、高密度ポリエチレン(HDPE)は微減の結果となった。
PPでは射出成形分野や繊維分野など、PSは雑貨・産業用分野の出荷が増加した。PEでは、LDPEは前月に続きフィルム分野の出荷がほぼ前年並みとなったことでプラス。HDPEはフィルム分野の出荷減少が続いたが、出荷割合が大きい中空成形分野などの出荷増加もあり全体では微減となった。
1月の出荷合計を品目別に見ると、
2021年1月22日