石化協 7月のエチレン生産は3%減、稼働率は94%に

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2020年8月21日

 石油化学工業協会が20日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、7月のエチレン生産は前年同月比3.0%減の50万900tだった。稼働プラントの平均稼働率は93.8%と前月(92.2%)から1.6ポイント上昇し、好不調の節目となる90%台を2カ月連続で上回った。定修は、昨年の1プラントに対し、今年は3プラントで行われている。

 エチレン以外の品目についても

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石化協 MMAモノマーの6月国内出荷は31%減に

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2020年7月27日

 石油化学工業協会が22日に発表した6月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比31%減の7680t。ポリマーは、

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石化協 6月のエチレン生産は16%減、稼働率は92%に

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2020年7月27日

 石油化学工業協会が22日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、6月のエチレン生産は前年同月比15.5%減の41万8500tだった。稼働プラントの平均稼働率は92.2%と前月(89.4%)から2.8ポイント上昇し、好不調の節目となる90%台を上回った。6月は

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石化協 新体制スタート、3つの重点項目に注力

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2020年7月6日

コロナ禍での安定供給、新常態への対応も課題に

 石油化学工業協会は、定時総会において選任された和賀昌之新会長(三菱ケミカル社長)を中心とする新体制がスタート。コロナ禍で先行き不透明感が強まる中、3つの重点項目である①保安・安全の確保、②事業環境の基盤整備、③グローバル化対応の強化に引き続き取り組み、石化産業と社会の持続的成長を目指していく方針だ。なお、副会長には、住友化学の岩田圭一社長、出光興産の松下敬副社長、東ソーの山本寿宣社長の3名が選任されている。

和賀昌之会長
和賀昌之会長

 2日に開催されたオンラインによる就任会見の中で和賀新会長は、「足元の世界経済は、新型コロナの感染拡大により深刻な影響を受け急速に悪化している。各国で段階的に経済活動の再開が進められているが、

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石化協 MMAモノマー、5月の国内出荷は35%減に

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2020年6月19日

 石油化学工業協会が18日に発表した5月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比35%減の7047t。ポリマーの押出板・注型板向けが同42%増の2553t、成形材料向けは同33%減の2777tだった。

 輸出は

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石化協 5月エチレン生産は13%減、稼働率90%割れに

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2020年6月19日

 石油化学工業協会が18日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、5月のエチレン生産は前年同月比12.6%減の43万8400tだった。

 稼働プラントの平均稼働率は89.4%と前月(91.4%)から2ポイント低下。3月以来、再び好不調の節目となる90%を下回った。定期修理に伴うエチレンなどの大幅減産に加え、各誘導品の生産も前年を下回る品目が目立っている状況だ。

 エチレン以外の品目については、

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石化協 「APIC2020インド大会」が来年に延期へ

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2020年6月11日

 石油化学工業協会は10日、新型コロナウイルスの感染拡大により延期されていた「アジア石油化学工業会議2020・インド大会」(APIC2020)が、インド協会主催による「APIC2021」として来年5月に開催すると発表した。

 なお、新しい日程や開催都市、会場に関しては、現時点では未定。今年9~10月をめどに決定する予定で、決まり次第、改めて同協会のウェブサイト(https://www.jpca.or.jp/)で案内する。

石化協 4月のエチレン生産は10%減、稼働率91%に回復

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2020年5月25日

 石油化学工業協会が21日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、4月のエチレン生産は前年同月比9.7%減の46万5000tだった。稼働プラントの平均稼働率は91.4%とフル稼働となる95%を2カ月連続で下回ったものの、前月(88.7%)の落ち込みからは改善した。定修規模の増加と稼働率要因からエチレンをはじめ各誘導品の生産も大幅な減産が続いていることが背景にある。

 他の17品目についても、

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石化協 森川会長「厳しい局面下でも安定供給が重要」

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2020年5月22日

 石油化学工業協会は21日、今年で2年間の任期満了を迎える森川宏平会長(昭和電工社長)の退任に向けた挨拶文を発表した。

 初めに、協会が取り組む3つの重要課題について振り返った。①「保安・安全の確保」では、経営層の強い関与を重要視し、保安に関するトップ懇談会、事業所長の保安に関する意見交換会を実施。安全文化の醸成では、保安推進会議・保安表彰式、保安研究会、産業安全塾などの開催により、情報や教訓の共有化、危険に対する感性の向上、人材育成支援などを進めた。

 スマート化に向けた取り組みでは、IoT、AIなどの最新技術について会員各社向け勉強会や官民協同テーマ検討などに注力。森川会長は「新技術は今後さらに導入が進むと思われ、保安の向上、操業の安定化に寄与することを期待している」とし、「会員各社のプラントにおいては、幸いにして、死傷者を伴う重大保安事故の発生は無く、今後もこのような状況の継続と軽微な事故件数の低減を望む」と強調した。

 ②「事業環境の基盤整備」では、わが国石化産業が国際競争に打ち勝ち、持続的に発展していくために、税制改正や規制改革の実現に取り組んだ。第3次石環検の答申を受け、昨年12月に「今後の定期修理の在り方に関する報告書」をまとめている。

 ③「グローバル化対応の推進」では、アジア石油化学産業会議(APIC)に協力参加。また、中国石油・化学工業連合会(CPCIF)、日化協との共催で日中化学産業会議を毎年開催した。「交流を通して、同国の石化産業への取り組みの真剣さと技術的進化を肌で感じた。経済成長のみならず環境に対する意識の大きな変貌を目の当たりにし驚かされた」と感想を述べた。

 最後に森川会長は、「米中貿易摩擦の激化、原油・中東情勢など国際情勢も不確実性を増している状況だ。わが国経済は、コロナ禍の影響により、厳しい局面に直面している。今後、石化製品の需要は、一部分野で堅調さが見られるが、国内自動車生産の本格的な減産が実施されるなど、工業用途向分野のさらなる低下が見込まれる。新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく『緊急事態宣言』が徐々に解除されるとともに、国内経済活動が再開していくことが期待されるが、依然、第2波リスクは残るなど、新型コロナウイルスとの共存が求められる時期がしばらく続くことが予想される」と懸念を示した。

 そして「このような状況にある中、安全で安定した国民生活を支えるためにも石化業界における製品の安定供給は引き続き極めて重要だ」と訴えた。

 なお、次期会長には、三菱ケミカルの和賀昌之社長が推薦され、7月2日に開催予定の定時総会で選出される予定となっている。

石化協 3月の稼働率は大幅低下の88.7%に

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2020年4月24日

エチレン生産も2桁減、汎用樹脂は消費が弱含み

 石油化学工業協会が23日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、3月のエチレンをはじめ各誘導品の生産は、大幅に落ち込む結果となった。春の定修期に入り2プラントが停止したことに加え、事業環境の悪化から稼働率を落としたことが響いている。

 エチレン生産は前年同月比19.3%減の45万3600tと2カ月ぶりにマイナスとなり、稼働プラントの平均稼働率は88.7%となった。稼働率が好不調の節目となる90%を下回ったのは、

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