JSR 「サステナビリティレポート2020」を発行

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2020年9月14日

 JSRはこのほど、2019年度のサステナビリティへの取り組み内容をまとめた「JSRグループ サステナビリティレポート2020」を発行した。JSRグループ66社を対象範囲とし、同社ウェブサイト(https://www.jsr.co.jp/csr/)に公開している。

 同社は今年6月に従来のCSR(企業の社会的責任)から、CSRも包含するサステナビリティ推進体制へと移行した。同レポートでは、新たに就任した中山美加サステナビリティ推進担当役員より、経営上の狙い、今後のビジョンなどのメッセージを発信している。

 また、同社グループの非財務活動の各基本方針・活動内容・目標と実績の説明、詳細なESGデータを提供。それとともに、統合報告書に掲載するJSRサステナビリティ・チャレンジのベースとなった、事業活動のポジティブ・ネガティブインパクト選定プロセスとその詳細を掲載している。

 なお、英語版は10月末に発行する予定。

サステナビリティリポート Web版
サステナビリティリポート Web版

 

JSR ホルター心電計の認証を取得、試験販売を開始

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2020年8月3日

 JSRは31日、デジタル技術を活用し、重症化予防に繋がるホルター心電計の医療機器認証を取得し、クリニック向けにテストマーケティングを開始すると発表した。

ホルター心電計「Heartnote」
ホルター心電計「Heartnote」

  同社グループのイノベーション推進部では、社会的ニーズを捉えた医療費削減や高齢者のQOL向上を目指し、同社グループの持つ素材・製造・品質保証技術にデジタル技術を融合させ、治療から予防、そして、個別化医療の実現に向けたデジタルヘルスの実用化に取り組んでいる。

 活動の一環として、簡単に装着できて、検査の負担なく不整脈のスクリーニング・診断が可能な世界最薄型・最軽量クラスのホルター心電計「Heartnote」(療機器認証番号302ACBZX00015000)を開発した。

 コードレス型で防水性能が付与されており、胸部に貼るだけで日常生活に支障なく最大7日間の連続測定が可能。そのため、従来の検査で実施している24時間測定では捉えにくい循環器疾患である発作性心房細動(脳梗塞の起因となる不整脈)などの検出頻度が上がることが期待される。この取り組みは国立循環器病研究センターとの共同研究の成果であり、「第84回 日本循環器学会学術集会」で発表される。

 同社グループでは、新しく開発した「Heartnote」を活用して循環器疾患の検査に限らず、予防・スクリーニング・診断領域でも、独自のアルゴリズムによって精神疾患や生活習慣病の検知などに応用できると考えている。さらなる応用分野の開拓のため、オープンイノベーションにより、幅広い開発・事業パートナーと協力しながら、社会へ新たな価値を提供していく考えだ。

JSRの4-6月期 エラストマー需要低迷で大幅減益に

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2020年7月31日

 JSRは30日、2021年3月期第1四半期(4-6月期)の連結決算(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比22%減の931億円、営業利益77%減の24億円、親会社所有者帰属利益85%減の11億円となった。

 オンラインの決算会見において、宮崎秀樹取締役常務執行役員は「デジタルソリューションでは半導体材料の需要が好調に推移し、ライフサイエンスは想定並みとなった。ただ、

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JSR 「知財に関するコロナ感染症対策支援宣言」に参加

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2020年6月24日

 JSRはこのほど、「知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策支援宣言」に参加した。

 同宣言は、新型コロナウイルス感染症のまん延終結を目的とした開発・製造などの行為に対して、保有する知的財産権を一定期間行使しないことを宣言するもの。これにより、知財権の調査やライセンスの許諾交渉に関わる期間・費用を削減し、医療機器や感染防止の製品などの開発・製造・流通を速やかに行うことが可能となる。

 JSRは「Materials Innovation」の企業理念の下、新型コロナウイルス感染症の脅威に対して技術と知恵を結集し一丸となって対応していく。

JSR 合成ゴム・エマルジョン製品を7月から値上げ

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2020年6月23日

 JSRは22日、合成ゴム・エマルジョンを7月1日納入分から値上げする、と発表した。価格改定幅は、合成ゴム・エマルジョン製品とも「20円/kg以上」。

 同社の合成ゴム・エマルジョンプラントは稼働開始から数十年が経過し、製造設備の老朽化が進む。こうした中、顧客に継続して安定生産・供給を図るため、同社はここ数年、老朽化対策に加えて環境対策、東南海地震などへの耐震対策、労働安全対策などの各種大型投資・修繕を実施し、これらの費用増加を自社で吸収しながら対応してきた。

 しかし、足元の収益状況の悪化から自助努力の範囲を超えているとの結論に至り、今後も安定的に製品供給を続けるために、今回の価格改定を決定した。

JSR 人事(6月17日)

2020年5月21日

[JSR・人事](6月17日)▽研究開発部長付、プロフェッショナル下川努▽四日市研究センター長付、同石川理▽エラストマー事業部長付、フェロー辻昭衛▽フェロー小久保輝一▽同、デジタルソリューション事業開発部長志保浩司▽同、鹿島工場長山下豪哉▽経営監査室次長床並忠▽退任(CSR部長)上野徹▽総務部長兼秘書室長猪俣徹也▽経理部長、財務部長江本賢一▽原料機材調達第二部長松田信弘▽四日市研究センターエッジコンピューティング研究所エッジデバイス材料開発室長生井準人▽RDテクノロジー・デジタル変革センターマテリアルズ・インフォマティクス推進室長永井智樹▽RDテクノロジー・デジタル変革センターイノベーティブマテリアルズ開発室長綾部真嗣▽知的財産部長板野考史(7月1日)▽プロフェッショナル佐幸順平。

JSR 組織改正(6月17日)

2020年5月21日

[JSR/組織改正](6月17日)▽リチウムイオンキャパシタ事業推進室の機能と組織を新事業創出支援部に移管し、リチウムイオンキャパシタ事業推進室を廃止する。

 

JSR 役員人事(6月17日)

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2020年5月19日

[JSR・役員人事](6月17日)▽解兼(CTO(最高技術責任者)、研究開発担当)、社長兼COO(最高執行責任者)川橋信夫▽取締役会長小柴満信▽解兼(原料機材調達、生産物流担当)、取締役専務執行役員、生産・技術、品質保証、環境安全、人材開発、ダイバーシティ推進担当、日本ブチル社長川崎弘一▽常勤監査役岩渕知明▽退任(常勤監査役)熊野厚司▽エラストマー事業統括、合成樹脂事業統括、常務執行役員平野勇人▽解兼(デジタルソリューション事業企画担当、JSR Micro(Changshu)Co.,Ltd.董事長)、同役員、経営企画(グループ企業統括含む)、事業創出、CEO室担当、経営企画部長兼同室長兼JSR Active Innovation Fund合同会社職務執行者井上勝也▽システム戦略、サイバーセキュリティ統括、業務プロセス刷新担当、取締役常務執行役員、経理、財務、広報担当宮崎秀樹▽JSR Micro Korea Co.,Ltd.代表理事、常務執行役員、デジタルソリューション事業統括須原忠浩▽合成樹脂事業担当、テクノUMG社長、上席執行役員山脇一公▽総務、秘書室担当、同役員、法務担当、法務部長土居誠▽電子材料事業担当、同事業部長兼同台湾支店長、同役員山口佳一▽エラストマー事業担当、同事業部長兼ジェイエスアールクレイトンエラストマー社長兼JSR Elastomer Europe GmbH代表取締役、同役員、エラストミックス社長兼日密科偲橡膠(佛山)有限公司董事長阿部一至▽取締役同役員、サステナビリティ推進担当、サステナビリティ推進部長中山美加▽同役員、四日市工場担当、四日市工場長佐伯光一▽同役員、原料機材調達、生産物流担当、生産・技術副担当、SSBRグローバル生産統括部長高橋成治▽経営監査室長、執行役員藤井安文▽生産・技術副担当、同役員山近幹雄▽品質保証副担当、製品・品質保証部長、同役員高橋純一▽ディスプレイソリューション事業担当、中国事業統括、JSR(Shanghai)Co.,Ltd.董事長兼JSR Display Technology(Shanghai)Co.,Ltd.董事長兼JSR Micro(Changshu)Co.,Ltd.董事長、同役員、ディスプレイソリューション事業部長脇山恵介▽研究開発担当(CTO)、RDテクノロジー・デジタル変革センター長兼同JSR・東京大学協創拠点CURIE室長、同役員、研究開発部長木村徹▽同役員、社長室担当、社長室長吉本豊▽同役員、研究開発副担当(副CTO)、四日市研究センター機能高分子研究所長兼タイヤ材料技術開発センター長、四日市研究センター長徳久博昭▽プロフェッショナル、業務プロセス刷新推進室長清水喬雄▽同、イーテック社長兼JSRグループ企業年金基金理事長渡邉毅▽退任(イーテック社長)石川理。