KHネオケムは11日、2021年12月期第1四半期(1-3月期)の連結業績の電話会見を行った。売上高は前年同期比13%増の239億円、営業利益56%増の32億円、経常利益61%増の33億円、純利益64%増の23億円となった。濵本真矢取締役常務執行役員は「需要回復と増加に伴う販売数量の伸長と、基礎化学品の海外市況高騰による価格上昇が大きく寄与した」と総括した。
セグメント別に見ると、
2021年5月17日
2021年5月12日
2021年5月12日
2021年5月7日
2021年3月9日
2021年3月5日
KHネオケムは4日、基礎化学品を4月1日納入分から値上げすると発表した。対象商品と改定幅は、「オクタノール」「オキソコール900」「ノナノール」「ブタノール」「イソブタノール」「酢酸イソブチル」「オクチル酸」「キョーワノイック-N(イソノナン酸)」「ブチルアルデヒド」「イソブチルアルデヒド」「キョーワゾールC-800」「キョーワゾールC600M」「キョウワノール‐M」「トリデカノール」が「35円/kg以上」、「ブチセルアセテート」「ブチセノール20アセテート」が「41円/kg以上」、「アセトン」「アセトン-P」が「45円/kg以上」、「ダイアセトンアルコール」「メチルイソブチルケトン(MIBK)」が「54円/kg以上」。なお値上げ幅には、2月に打ち出した生産設備老朽化と人手不足および働き方改革に端を発した設備費・修繕費・物流費上昇分として「15円/kg」を含む。
昨今の原油価格の上昇に伴い、4-6月期の国産ナフサ価格は4万5千円水準が見込まれる。こうした中、同社は、現在の急激な原燃料価格上昇を自助努力で吸収するのは限界を超えており、国内安定供給を維持・確保するためにも値上げせざるを得ないと判断した。
2021年3月3日
2021年2月18日
KHネオケムは17日、BCL系製品を今月22日納入分から、PM系製品を3月8日納入分から値上げすると発表した。対象製品は、BCL(ブチセル)系が「ブチセル」(エチレングリコールモノブチルエーテル)、「ブチセノール20」「ブチセノール20-P」「ブチセノール20-S」(ジエチレングリコールモノブチルエーテル)、PM系が「PM(-P)」(プロピレングリコールモノメチルエーテル)、「PMA(-P)(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート)で、改定幅は各製品とも「50円/kg以上」。
両製品とも原料価格が世界的に急騰し、海外市況はさらに高騰を続けている。こうした中、同社は、製品の安定した供給体制の維持・確保のため、値上げせざるを得ないと判断した。
2021年2月16日
KHネオケムは10日、2020年12月期(1-12月期)の連結業績について電話会見を行った。売上高は前年比18%減の773億円、営業利益41%減の56億円、経常利益43%減の56億円、純利益42%減の40億円となった。髙橋理夫社長は減収減益について、「新型コロナの影響で販売数量が10%減少し、国内ナフサ価格の22%下落による製品価格の低下、 “KHネオケムの12月期 減収減益も今期に回復見込み” の続きを読む
2021年2月12日