三菱ケミカル ポートフォリオ改革でみかど化工の株式を譲渡

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2019年2月4日

 三菱ケミカルは1日、同社が所有するみかど化工(千葉県市原市)の全株式を、渡辺パイプ(東京都中央区)に譲渡したと発表した。

 みかど化工は、農業用ポリオレフィン系特殊フィルムやマルチ農業用フィルムなどの農業資材事業を主要事業としている。

 三菱ケミカルグループは1968年、創業者とともにみかど化工を設立して以降、同社をグループ会社としていた。しかし、今回、三菱ケミカルホールディングスグループの中期経営計画「APTSIS 20」に基づき進めている、ポートフォリオ改革の一環として、みかど化工の株式の売却を決定。

 三菱ケミカルグループのアグリソリューション事業の長年の取り引き相手であり、農業関連事業の強化を企図する渡辺パイプとの間で、株式譲渡について合意した。