積水化学工業 ウイルス除去スプレー発売、ライトで噴霧を確認

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2021年10月7日

 

ブラックライトを照射して噴霧状況が分かる
ブラックライトを照射して噴霧状況が分かる

 積水化学工業はこのほど、100%子会社である積水マテリアルソリューションズが、ウイルス除去・除菌スプレー「ナウケアプラス」(内容量420㎖、20ℓ)を11月1日から発売すると発表した。

 2017年に「ナウケア」シリーズの第1弾として「ナウケア ウイルス除去(エンベロープ有)エアゾールスプレー」(同100㎖)を発売し、2018年には第2弾として、ウイルス除去機能を最大1カ月効果持続にパワーアップし、除菌機能も付与した「ナウケア業務用大容量AS」を発売した。

 医療、介護施設、ショールーム、受験会場など様々な現場で好評を得ていたが、噴霧された場所がわからないため、「きちんと噴霧されているか確認できない」「次の噴霧時期がわからない」といった声も寄せられた。こうした中、今回、第3弾として「ナウケアプラス」を新発売する。

 特長として、①独自の抗ウイルス加工剤「ウィルテイカー」を含有し、99.9%ウイルスを除去、②ウイルス除去機能に除菌機能をプラス、③スプレー対象物のウイルス除去効果が最大1カ月持続、などが挙げられ、さらに、④市販のブラックライトで照らすと噴霧場所が見える機能を追加。着実に効率よくウイルス除去機能を利用できるようになり、新しい生活様式に貢献する。

 積水マテリアルソリューションズは、〝セルフケア〟をコンセプトとした製品の開発を進め、「ナウケア」シリーズとして事業展開している。2023年度には同シリーズの売上高5億円を目指す。