グリーンパワーなど 洋上風力発電での水素製造調査開始

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2021年8月26日

 グリーンパワーインベストメント(GPI、東京都港区)など6社はこのほど、石狩市、札幌市、石狩環境エネルギー産業推進会議の協力の下、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発/水素製造・利活用ポテンシャル調査」の委託事業を開始すると発表した。

 「石狩市水素戦略構想」の下、GPIが北海道の石狩湾新港で建設中の石狩湾新港洋上風力発電所(100㎿規模)の2023年の運転開始を見据え、その余剰電力を活用した水素製造の実証を目指し、「事業可能性の検証」と「実証事業の実現に向けた事前検討」を行う。

 「大規模洋上風力発電所」「大規模蓄電池」「水電解装置」の一体運用による効率的な水素製造(地産)と、石狩市・札幌市などでの水素利活用(地消)、北海道内・道外との水素輸送について技術・経済・制度などの課題を抽出し、余剰電力からの水素製造と地産地消の実装を推進する。

 事業実施期間は今月から2023年2月までで、GPIは調査全体の取りまとめと水素製造に使う余剰電力量の推計、石狩市・札幌市と周辺地域でのモビリティ・建物などへの水素利活用ポテンシャル、そして水素利活用トータルシステムの実現性の調査を行う。

 北海道電力は火力発電所での水素利活用ポテンシャル調査、日鉄エンジニアリングは水素製造設備の検討と水素製造量シミュレーション、井本商運は北海道外との水素輸送方法の検討(内航船輸送)、エア・ウォーターは北海道域内で行う水素輸送方法の検討、そして京セラコミュニケーションシステムはデータセンターでの水素利活用の検討を実施する。