【CN技術の社会実装】日本ゼオン

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2022年11月22日

カーボンニュートラル推進室室長 泉水慶太氏

省エネ・技術革新・燃料転換を軸に、「ものづくり」を転換

 日本ゼオンは、「社会の期待と社員の意欲に応える会社」を2030年のビジョンに設定し、SDGsへの取り組みを通して、ビジョンの達成を目指している。2050年カーボンニュートラル(CN)については、今年4月に2030年のCO2排出量目標として50%削減(2019年比)を発表するなど、会社の本気度を示した。工場のエネルギー転換といった自社のCO2排出削減だけでなく、環境貢献製品の提供、バイオやリサイクル原料の事業化なども積極的に推進し、サプライチェーン全体での脱炭素化にも寄与する構えだ。カーボンニュートラル推進室の泉水慶太室長に、CNに向けた取り組みや課題について話を聞いた。

  ━新たに、CO2削減目標を発表しました。

 現中期経営計画(2021~2022年度)では、社会の期待に応えるというビジョンのもと、持続可能な社会に貢献し続けるという方向性に沿って、

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