JFEなど 合成燃料とCO2のSC構築に向け共同調査

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2024年3月11日

 JFEスチールと伊藤忠商事、HIFグローバルの完全子会社HIFアジア・パシフィック、商船三井の4社はこのほど、①日本国内でのCO2の回収、②豪州への船舶輸送、③豪州でのCO2からの合成燃料(e‐fuel)の製造・貯蔵、④豪州からの合成燃料の輸出、を含めたサプライチェーン(SC)構築に関する事業化調査を共同で実施することに合意した。

e-fuelの製造、サプライチェーンのイメージ

 e‐fuelは、

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出光興産とJERA 伊勢湾地区で水素SCの構築を共同検討

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2022年6月21日

 出光興産とJERAはこのほど、伊勢湾地区における水素のサプライチェーン(SC)構築を共同で検討していくことを定めた覚書を締結したと発表した。

 脱炭素化のニーズを背景に、

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ENEOS ペトロナス子会社とCO2フリー水素で覚書

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2021年10月5日

 ENEOSはこのほど、マレーシアの国営石油会社・ペトロナスの完全子会社であるペトロナス・ガス・アンド・ニューエナジーとの間で、CO2フリー水素のサプライチェーン(SC)構築に向けた協業検討について覚書を締結した。

 マレーシアで生産される水素を効率的な貯蔵・輸送形態の1つである有機ハイドライド・メチルシクロヘキサン(MCH)に変換し、ENEOS製油所へ輸送するSC全体について両社で検討を開始する。

 具体的には、両社は同国内での水素の製造やMCH製造・出荷について検討を行い、ENEOSは製油所でのMCHを利用した水素の製造・利用、さらには近隣の火力発電所や製鉄所などへの水素供給に関する検討を実施する。

 同検討では、ペトロナスの石油化学工場から排出される未利用の副生水素の活用を予定。数万t規模の豊富な副生水素の製造ポテンシャルがあることから、安定的かつ競争力のある供給源確保と、同事業の高い実現可能性が期待されている。

 併せて、将来的な規模拡大を念頭に、再生可能エネルギー由来のグリーン水素や、化石燃料から水素を製造する際に排出されるCO2を回収・貯留(CCS)することで、CO2排出量を実質ゼロとするブルー水素の製造可能性についても検討を行う。また、同協業の一環として、両社はマレーシア国外での水素製造の可能性についても検討を進めていく考えだ。

 ENEOSは、脱炭素に向けた本格的な水素の大量消費社会を見据えて、国内外でCO2フリー水素SC構築に取り組んでいる。海外では、豪州や中東、アジアでの広範囲なアライアンスを生かし、安価な水素の大量供給実現に向けた検証を行っている。

今回の協業検討内容の全体像