DSM 全エンプラにバイオ・リサイクル製品を導入

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2019年11月14日

 ロイヤルDSM子会社のDSMエンジニアリングプラスチックスは、エンジニアリングプラスチックの既存ポートフォリオの全てに、2030年までにバイオとリサイクルベースの素材を利用した製品を導入する。

 持続可能な暮らし方、より循環的な製品を求める消費者ニーズや法令上のニーズの高まりによって、メーカー各社がバイトとリサイクルベースの素材を自社製品に使う動きを加速させている中で、顧客のニーズを満たし、より持続可能な選択肢を選べるようにする。

 この持続可能な製品ポートフォリオでは、バイオベースとケミカルリサイクル原料の発酵、メカニカル・リサイクル、マス・バランス・アカウンティングなど、さまざまな技術やアプローチを活用することになる。

 同社は初めのステップとして、「Arnitel」「Stanyl」製品ポートフォリオで、バイオベース原料のマス・バランス・アプローチにより製造された、バイオベースグレードを発売した。「Stanyl」バイオベースグレードは、世界的に認められているサステナビリティ認証「ISCC Plus」を取得している。