東洋紡エムシー スパンボンド不織布を値上げ、4月から

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2024年2月15日

 東洋紡エムシーはこのほど、ポリエステルスパンボンド不織布製品について、4月1日出荷分より値上げすると発表した。改定幅は現行価格より「10~15%」。

 当該製品は、円安による原油価格の高騰を背景にした原材料価格の高止まり、物流費や梱包資材の度重なる値上げに加え、設備の老朽化に伴う修繕費等が増加している。こうした中、同社は徹底したコスト削減や生産性の向上に鋭意努力してきたものの、現在の価格体系では顧客への安定的な製品供給が困難と判断し、今回、価格改定の実施を決定した。

東洋紡 ポリエステルスパンボンド不織布を来月に値上げ

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2022年7月4日

 東洋紡は1日、ポリエステルスパンボンド不織布製品を8月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「現行価格から10~15%」。

 同製品の値上げは昨年10月以来。昨今の原油・ナフサ価格上昇の継続や、足元の急激な円安などを背景に、対象製品の原料価格上昇が続いている。さらなる高騰も懸念される中、燃料費や電力費、物流経費、設備維持費用などの諸経費も上昇し、製造コストを押し上げている。

 同社では徹底したコスト削減や生産性の向上に努めているが、度重なる原燃料価格や諸経費の高騰は企業努力のみで対応できる範囲を大きく超えていることから、顧客への安定的な製品供給を継続するために価格改定せざるを得ないと判断した。